秋の引越しは狙い目?9月〜11月の料金と予約の取りやすさ【東京】
秋は引越しの条件がそろう時期です。繁忙期ではないので料金が下がり、暑さも雪もないので作業が進みます。それでいて自治体の粗大ごみは年末ほど混みません。
ただし秋のなかでも混み方は一定ではありません。9月は転勤の動きが残り、11月は年末を見据えた処分が動き出します。この記事では、月ごとの違いと秋に動くときの段取りを整理しました。
結論|この記事の要点
- 秋は閑散期寄り。単身の近距離で25,000〜45,000円、家族3人で80,000〜130,000円が目安
- 9月は下期の異動が残って動く。10月が最も空き、11月は年末の処分で混み始める
- 気候の利点が大きい。汗もかかず凍結もないため、作業が予定どおり進む
- 自治体の粗大ごみが年末より取りやすい。申込から収集まで2週間〜1か月の枠が読める
- 秋に処分を済ませると、12月の収集停止と年始の混雑を避けられる
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秋の月ごとの違い
秋をひとまとめに考えると、混む週を選んでしまうことがあります。
| 時期 | 混み具合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 9月上旬〜中旬 | やや混む | 下期の異動の動きが残る。残暑もある |
| 9月下旬 | 混む | 月末は賃貸の契約の切れ目が重なる |
| 10月 | もっとも空く | 異動の波が終わり、年末の動きはまだ始まらない |
| 11月上旬〜中旬 | 空いている | 引越しは空く。処分の問い合わせが増え始める |
| 11月下旬 | 処分が混み始める | 年末を見据えた片付けが動き出す |
狙い目は10月から11月中旬の平日です。月末を外せば、引越しと処分の両方が取りやすい時期にあたります。
料金の目安は、閑散期の単身の近距離で25,000〜40,000円、通常期で30,000〜45,000円。家族3人なら閑散期80,000〜120,000円、通常期90,000〜130,000円です。繁忙期(3月〜4月上旬)の単身40,000〜60,000円、ピークの60,000〜90,000円と比べると差が分かります。
気候の利点
金額に出ない部分ですが、当日の進み方に効きます。
- 汗をかかない……夏は作業員も自分も休みが必要になり、時間が伸びます
- 凍結や雪がない……冬は道路の状況で遅れることがあります。秋はこれがありません
- 玄関を開けたままでも室温が保てる……冬の搬出入は室内が冷えます
- 家電の結露が起きにくい……冬は寒い場所から室内に入れると内部が結露するため、搬入後すぐに電源を入れられません
- 梅雨でない……段ボールが濡れると底が抜けます
とくに大型の家電を運ぶ場合は秋が楽です。冷蔵庫は300L台で60〜70kg、500L以上で90〜110kg、洗濯機は縦型30〜40kg、ドラム式70〜80kgあり、暑さや足元の悪さは作業の安全に直接関わります。
秋は処分を済ませる時期でもある
引越しの予定がなくても、秋に処分をまとめておく意味があります。年末との差を見てください。
| 時期 | 自治体の粗大ごみ | 民間の回収 |
|---|---|---|
| 10月 | 申込から2週間〜1か月の枠が読める | 取りやすい |
| 11月 | やや埋まり始める | やや混み始める |
| 12月中旬〜年末 | 受付が締め切られる。収集も止まる | もっとも混む |
| 1月上旬 | 再開直後で申し込みが集中 | 混む |
年末に出そうと思っていたものが出せずに年を越す、というのがよくある流れです。12月は自治体の収集そのものが止まる期間がありますので、大型のものは秋のうちに出しておくほうが確実です。
費用の目安は、自治体の粗大ごみで椅子・小型家具300〜500円、ベッド・ソファ1,000〜2,000円。民間の回収で少量8,000〜15,000円、1部屋分20,000〜40,000円、部屋をまるごと空ける場合で40,000〜80,000円です。
家電4品目は別の扱い
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。
| 品目 | リサイクル料の目安 | 業者回収の目安 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫(小) | 約3,700円 | 6,000〜12,000円 |
| 冷蔵庫(大) | 約4,700円 | 同上 |
| 洗濯機 | 約2,500円 | 5,000〜10,000円 |
| テレビ(小) | 約1,700円 | 大きさで変わる |
| テレビ(大) | 約2,900円 | 同上 |
| エアコン | 約990円 | 取り外しのみ3,000〜8,000円 |
リサイクル料は処分する側の負担です。購入した店に引き取ってもらう場合は、これに収集運搬料3,000〜7,000円が加わります。
エアコンを買い替えるなら秋が向いています。夏は工事の日程が混み、冬は暖房で使っているため止めにくいからです。取り外しと処分で8,000〜15,000円、取り付けの標準工事で5,000〜10,000円、移設の合計で10,000〜20,000円が目安です。
秋に動くときの段取り
混まない時期ではありますが、処分の日数は変わりません。
- 1か月前……引越し業者の見積もりを3社から取る。処分するものを部屋ごとに書き出す
- 3週間前……自治体の粗大ごみを申し込む。収集まで2週間〜1か月かかります
- 2週間前……電気・ガス・水道に連絡する。ガスの開栓は立ち会いが必要なので先に押さえる
- 1〜2週間前……使わないものから箱詰め。郵便物の転送を申し込む
- 1週間前……転出届を出す。資源回収に段ボールと古紙を出す
- 前日……冷蔵庫の電源を抜いて水抜き、洗濯機のホースの水を抜く
- 引越し後14日以内……転入届。マイナンバーカードと国民健康保険も同時に
段ボールの数は単身で10〜15箱、荷物が多い単身で15〜25箱、2人で20〜30箱、家族3人で30〜50箱が目安です。
新居に入らない家具を運ぶと、運搬費と処分費の両方がかかります。大型のものは新居の壁の長さと搬入経路(本体の幅に加えて左右各5〜10cmの余裕)を先に測ってください。
運ぶものと処分するものの区分けで迷ったら、部屋の写真をお送りください。処分の点数と費用の見込みをお伝えします。お見積もりは公式LINEに写真をお送りください。訪問を待つ必要がなく、お電話でも承ります。
秋に引越すときの注意点
条件のよい時期ですが、秋ならではの気をつける点があります。
| 項目 | 内容 | 対応 |
|---|---|---|
| 日が短くなる | 11月は17時前に暗くなる | 大型のものを運ぶ日は午前便にする |
| 9月は台風がある | 雨で段ボールが濡れると底が抜ける | 玄関先に直置きしない。予備日を1日作る |
| 残暑が残る日がある | 9月中旬までは暑い日がある | 飲み物を箱詰めせず手元に置く |
| 衣替えと重なる | 衣類と寝具が出し入れの途中になりやすい | 衣替えのついでに減らすと箱数が下がる |
| 月末は混む | 賃貸の契約の切れ目が集中する | 中旬までに設定する |
4行目は秋だけの利点でもあります。衣替えで全部出すタイミングは、着ていない服を判断できる唯一の機会です。ここで減らすと段ボールの数がそのまま下がります。
秋のうちに出しておきたいもの
年末に向けて、先に片付けておくと効くものを挙げます。
- 夏物の家電……扇風機や除湿機。使い終わった直後が判断しやすい時期です
- 古いエアコン……冬に暖房で使い始めると止めにくくなります
- 布団・毛布……使っていない分。かさばるので箱数に直接出ます
- 衣類……衣替えで出したときに、1年着ていないものを分けます
- 大型家具……自治体の粗大ごみは申込から2週間〜1か月。年末は受付が締め切られます
- 庭やベランダのもの……植木鉢やすだれ。冬になると作業しづらくなります
これらを秋に出しておくと、12月は掃除だけに集中できます。年末は自治体の収集が止まる期間があり、民間の回収も混むため、大型のものを残しておくと年を越します。
よくある質問
秋のなかでいつがいちばん安いですか
10月から11月中旬の平日です。月末と9月下旬は賃貸の契約の切れ目が重なるため避けてください。
秋は予約が取りやすいですか
引越しは取りやすい時期です。処分は11月下旬から混み始めるため、大型のものは早めに手配してください。
年末に処分しようと思っています
12月は自治体の収集が止まる期間があり、民間の回収も混みます。大型のものは秋のうちに出すほうが確実です。
エアコンの買い替えは秋でいいですか
夏は工事の日程が混み、冬は暖房で使っているため止めにくくなります。秋は条件がよい時期です。
引越しと処分を同じ日にできますか
当社は引越しと不用品の回収を両方承っていますので、同じ日にまとめられます。搬出が1回で済みます。
あわせて読みたい|時期別の引越し料金と処分のまとめ方
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