引越しで出る不用品はどこへ出す?もの別の処分方法と費用の早見表【東京】
引越しの片付けで手が止まるのは、捨てる決心がつかないときよりも、「これはどこへ出すのか分からない」ものが出てきたときです。家電の4品目は粗大ごみに出せず、土や塗料は自治体が受け付けないことが多い。調べ直すたびに作業が止まります。
そこでこの記事は、処分の手段を比べるのではなく、もの別に出せる先を引ける形にまとめました。先に区分けを済ませてしまえば、収集日の予約と費用の見込みが同時に立ちます。
結論|この記事の要点
- 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンの4品目は自治体の粗大ごみに出せない
- 自治体の粗大ごみは申込から収集まで2週間〜1か月かかる。日数が足りるかで方法が決まる
- 段ボール・本・書類は古紙の資源回収で無料。業者に出すと費用が発生する
- 土・鉢・塗料・灯油・電池は一般のごみに出せない。出せる先が別になる
- 日数が足りないものだけ業者にまとめると、全部頼むより費用を抑えられる
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もの別の出し方 早見表
まずは全体を一覧で確認してください。費用は東京の目安で、自治体によって金額と区分が異なります。
| もの | 出せる先 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン | 家電リサイクル法のルート(粗大ごみ不可) | リサイクル料990〜4,700円+運搬 |
| 電子レンジ・炊飯器・掃除機 | 自治体の粗大ごみ、または小型家電の回収 | 300〜500円 |
| ベッド・ソファ・タンス | 自治体の粗大ごみ、または業者 | 1,000〜2,000円 |
| 椅子・カラーボックス・小型の家具 | 自治体の粗大ごみ | 300〜500円 |
| 衣類・布団・カーテン | 自治体の区分に従う(資源か可燃) | 無料〜数百円 |
| 食器・調理器具 | 割れ物は不燃、金属は資源 | 無料 |
| 本・雑誌・書類 | 古紙の資源回収 | 無料 |
| 段ボール・梱包材 | 古紙の資源回収 | 無料 |
| 自転車 | 自治体の粗大ごみ | 数百〜1,000円台 |
| 土・植木鉢・ブロック | 自治体では受け付けないことが多い | 購入した店か専門の業者 |
| 塗料・灯油・電池・ガスの缶 | 一般のごみに出せない。自治体の指定に従う | 指定による |
この表で行き先が決まらなかったものだけが、業者に頼む候補になります。全部をまとめて頼むより費用を抑えられます。
家電の4品目だけは別のルート
冷蔵庫・洗濯機(衣類乾燥機を含む)・テレビ・エアコンの4品目は家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。リサイクル料は処分する側の負担です。
| もの | リサイクル料の目安 |
|---|---|
| 冷蔵庫(小) | 約3,700円 |
| 冷蔵庫(大) | 約4,700円 |
| 洗濯機 | 約2,500円 |
| テレビ(小) | 約1,700円 |
| テレビ(大) | 約2,900円 |
| エアコン | 約990円 |
出し方は3つあります。
- 買い替えなら購入する店に引き取ってもらう……リサイクル料に加えて収集運搬料3,000〜7,000円が目安です。新しいものの搬入と同じ日に済みます
- 買った店に引き取りを相談する……以前その店で購入したものは引き取りの義務がある場合があります。保証書や購入の記録を探してください
- 回収の業者に頼む……冷蔵庫6,000〜12,000円、洗濯機5,000〜10,000円が目安です。リサイクル料と運搬がまとまります
エアコンは本体を外す工事が必要です。取り外しのみで3,000〜8,000円、取り外しと処分で8,000〜15,000円が目安です。新居でも使う場合は、取り付けの標準工事が5,000〜10,000円、移設の合計で10,000〜20,000円です。リサイクル券の控えは、処分したことの記録として手元に残しておいてください。
大型家具は「運ぶ」と「処分する」を先に分ける
大型家具でいちばん多い失敗は、新居に入らないものを運んでしまうことです。運搬費と処分費の両方がかかります。
判断に必要なのは採寸です。新居側で測るのは次の3つです。
- 置く場所の壁の長さ……入れたい家具の幅が収まるか
- 搬入経路の幅……本体の幅に加えて左右各5〜10cmの余裕が必要です。玄関・廊下の曲がり角・部屋の入口の3か所を測ります
- 通路として残る幅……置いたあと60cm前後を残せるか。これが足りないと生活しづらくなります
重さも確認してください。冷蔵庫は150L以下で25〜35kg、300L台で60〜70kg、500L以上で90〜110kg。洗濯機は縦型30〜40kg、ドラム式70〜80kgあります。エレベーターが使えない物件では、階段作業と分解搬出で対応します。階段の段数と踊り場の広さで条件が変わるため、作業の計画を立てる段階で共有させてください。
なお、エレベーターの使用予約や管理組合・管理会社への届け出は、お客様から直接ご確認・お手続きをお願いしております。必要な書式や期限は建物ごとに違うため、早めに問い合わせておくと当日が滞りません。
衣類・食器・書類は量で方法が変わる
小さいものは1点の費用が安いぶん、量が増えると手間のほうが問題になります。
| もの | 少量のとき | 量が多いとき |
|---|---|---|
| 衣類 | 自治体の区分で出す。資源の日があれば無料 | 袋の数が増えると収集日が足りない。業者にまとめる |
| 布団・毛布 | 粗大ごみの扱いになることが多い | 枚数分の手数料がかかる。まとめたほうが早い |
| 食器 | 割れ物は不燃、金属は資源 | 重いので袋を小分けにする。箱に入れて出さない |
| 本・雑誌 | 古紙の資源回収で無料 | 紐でしばる。1束を持てる重さに抑える |
| 書類 | 中身を確認してから古紙へ | 個人の情報が載るものは分けて処理する |
| 段ボール・梱包材 | 古紙の資源回収で無料 | たたんでから出す。業者に出すと費用が発生する |
段ボールと本は無料で出せます。ここを業者の荷物に混ぜると、本来かからない費用が増えます。資源回収の日を先に確認して、間に合うものは自分で出してください。
段ボールの数の目安は、単身で10〜15箱、荷物が多い単身で15〜25箱、2人で20〜30箱、家族3人で30〜50箱です。
ベランダ・物置・押し入れが最後に残る
片付けが止まる場所はだいたい決まっています。普段開けない場所です。
- ベランダ……土・植木鉢・すだれ・物干し。土は自治体が受け付けないことが多く、行き先を別に探す必要があります
- 物置・納戸……工具・塗料・灯油・古い家電。液体と燃えるものは一般のごみに出せません
- 押し入れの上段……布団・季節の家電・使っていない寝具。かさばるので車両の大きさに影響します
- 台所の吊り戸棚……使っていない調理器具と保存の容器。重さが出ます
- 玄関の収納……靴・傘・レジャー用品。点数が多く、仕分けに時間がかかります
- 洗面所の下……詰め替えや掃除の洗剤。液体は中身を処理してから容器を出します
この6か所は1か所あたり1〜2時間を見込んでください。引越しの前日にまとめて開けると、必ず間に合いません。
どの方法を選ぶかは残りの日数で決まる
費用だけで選ぶと、収集日に間に合わずに荷物として運ぶことになります。日数から逆算してください。
| 方法 | 費用の目安 | 必要な日数 |
|---|---|---|
| 資源回収(段ボール・古紙) | 無料 | 決められた収集日 |
| 自治体の粗大ごみ | 椅子・小型家具300〜500円、ベッド・ソファ1,000〜2,000円 | 申込から2週間〜1か月 |
| 購入した店の引き取り | リサイクル料+収集運搬料3,000〜7,000円 | 相談による |
| 回収の業者 | 少量8,000〜15,000円、1部屋20,000〜40,000円、軽トラ1台以上40,000〜80,000円 | 数日〜1週間 |
判断は単純です。収集日まで日数があるものは自治体へ、足りないものだけ業者へ。全部を業者に頼むと、無料で出せたものにも費用がかかります。
とくに注意が必要なのは3月から4月上旬です。この時期は引越しが集中するため、自治体の粗大ごみも回収の業者も予約が埋まります。1か月前に動けるかどうかで、選べる方法が変わります。
処分を引越しと同じ日にまとめる場合
当社は引越しと不用品の回収を両方承っていますので、同じ日にまとめられます。搬出が1回で済み、作業の立ち会いも1日分です。
- 運ぶものと処分するものを区分けする……この記事の早見表で行き先を決めます
- 無料で出せるものを先に出す……段ボール・古紙・資源の区分
- 日数が足りるものを自治体に申し込む……収集日を押さえます
- 残ったものを写真でお送りいただく……点数と費用の見込みをお伝えします
- 引越しの日程と合わせる……搬出の順番を決めます
お見積もりは公式LINEに写真をお送りください。部屋の様子が分かる写真が数枚あれば、点数と費用の見込みをお伝えできます。訪問をお待ちいただく必要はなく、お電話でも承ります。相談だけでも構いません。
よくある質問
冷蔵庫は粗大ごみに出せますか
出せません。家電リサイクル法の対象なので、購入する店の引き取りか回収の業者を使います。リサイクル料は処分する側の負担です。
ベランダの土はどうすればよいですか
自治体では受け付けないことが多いため、購入した園芸の店か専門の業者に相談してください。一般のごみに混ぜないでください。
段ボールは業者に引き取ってもらえますか
お引き受けできますが、古紙の資源回収なら無料です。収集日に間に合うなら、ご自身で出したほうが費用がかかりません。
粗大ごみの収集はどのくらい待ちますか
申込から2週間〜1か月が目安です。3月から4月上旬はさらに延びるため、日程が決まった時点で申し込んでください。
量が多くて自分で判断できません
部屋の写真をお送りください。運ぶもの・無料で出せるもの・業者に頼むものの区分けからお手伝いします。
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