年末までに不用品を処分する段取り|11月・12月でやることと予約の目安【東京】
年末の大掃除がいつも終わらないのは、掃除が下手だからではありません。「捨てるものを決める作業」と「汚れを落とす作業」を同じ日にやろうとして、片付けの途中で時間が切れてしまうからです。
この2つは分けられます。11月のうちに捨てるものを出し切ってしまえば、12月は掃除だけに集中できます。しかも自治体の粗大ごみは申し込みから収集まで2週間〜1か月かかるため、12月に入ってから申し込むと年内に間に合わないことがあります。
この記事では、11月と12月の週別にやることを割り振ったカレンダー、処分方法4つの比較、品目ごとの判断のしかた、費用の目安を順にまとめます。年内に間に合わないときの対処も最後に載せています。
結論|この記事の要点
- 年末の片付けは11月=捨てる月、12月=掃除する月と分けると終わります。
- 自治体の粗大ごみは申し込みから収集まで2週間〜1か月。12月は申し込みが集中してさらに延びます。
- 年内最後の収集日は12月下旬で締め切られ、年始の収集は1月中旬以降になる自治体もあります。
- 処分方法は自治体・家電リサイクル・リユース・回収業者の4つ。量と手間で使い分けます。
- 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は自治体の粗大ごみでは出せません。
- 量が多いときの費用目安は、少量8,000〜15,000円/1部屋20,000〜40,000円/軽トラック1台以上40,000〜80,000円です。
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「捨てる」と「掃除する」を分ける
大掃除が途中で止まる原因は、だいたい決まっています。棚を拭こうとして中身を出し、
出したものを「これは残すか」と考え始め、そこで手が止まるというパターンです。
判断する作業は頭を使うので疲れます。拭く作業は手を動かすだけなので疲れ方が違います。
この2つを同じ日に混ぜると、判断のほうで力尽きて、出したものが床に残ったまま終わります。
そこで、11月は「何を手放すか決めて、実際に家から出す」ことだけをやります。
12月は、物が減った状態で拭く・磨くだけをやります。これだけで年末の作業量が目に見えて減ります。
11月・12月の週別カレンダー
| 時期 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 11月 第1週 | 部屋ごとに手放すものを書き出す。大型のものから決める | 量と方法の見当をつける |
| 11月 第2週 | 自治体の粗大ごみを申し込む。家電4品目の扱いを確認する | 収集日を先に押さえる |
| 11月 第3週 | 売る・譲るものを出す。衣類と書類を片付ける | 時間がかかる処分を先に始める |
| 11月 第4週 | 残った大量のものを回収に出す。これで「捨てる」は終了 | 物を家から出し切る |
| 12月 第1〜2週 | 水まわり(換気扇・コンロ・風呂)の掃除 | 時間のかかる場所を先に |
| 12月 第3週 | 窓・床・照明・収納の中を拭く | 仕上げ |
| 12月 第4週 | 玄関まわりと飾りつけだけ | 年末を落ち着いて迎える |
第2週に粗大ごみを申し込むのは、収集まで2週間〜1か月かかるからです。
11月中旬に申し込めば、遅くとも12月中旬には収集されます。12月に入ってからだと、年内の枠が埋まっていることがあります。
処分方法は4つ。量と手間で使い分ける
| 方法 | 費用 | 日数 | 搬出 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ | 安い(1点300〜2,000円程度) | 2週間〜1か月 | 自分で集積所まで運ぶ | 点数が少なく、運べる重さのもの |
| 家電リサイクル | リサイクル料+収集運搬料 | 店舗や方法により数日〜 | 引き取りに来る場合が多い | エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機 |
| 売る・譲る | プラスになることもある | 買い手が決まるまで不定 | 梱包と発送、または引き渡し | 状態がよく、人気のあるもの |
| 不用品回収業者 | 量に応じた料金 | 最短で当日〜数日 | 室内から運び出す | 量が多い、重い、期限が近い |
全部を1つの方法で済ませようとすると、どこかで無理が出ます。
軽くて点数が少ないものは自治体、重い家具と量が多いものは回収、状態のよいものは売る、という分け方が現実的です。
自治体の粗大ごみを使うときの手順と注意点
手順
自治体の受付センターに電話またはインターネットで申し込み、品目と点数を伝えると、
手数料と収集日、出す場所が指定されます。その後コンビニなどで手数料の処理券(シール)を買い、
品物に貼って、指定日の朝8時までに指定場所へ出します。
注意点
- 搬出は自分でやります。室内から集積所まで運べない大型家具は、この方法では処分できません。
- 収集日は選べません。自治体が指定した日に出す形で、立ち会いも不要ですが前倒しもできません。
- 年末年始は収集が止まります。年内最後の受付は12月の中旬〜下旬で締め切られ、再開は1月中旬以降になる自治体もあります。
自治体の粗大ごみで出せないもの
次のものは粗大ごみとして受け付けてもらえません。別の方法が必要です。
- 家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)
- パソコン本体、消火器、タイヤ、バッテリー
- ピアノ、金庫、灯油やガスボンベ
- 建築廃材、土や石、業務で出た廃棄物
家電リサイクル料の目安
家電4品目は、メーカーではなく処分する側がリサイクル料を負担します。
金額はメーカーと大きさで変わりますが、おおよその目安は次のとおりです。
| 品目 | リサイクル料の目安 |
|---|---|
| 冷蔵庫・冷凍庫(小) | 約3,700円 |
| 冷蔵庫・冷凍庫(大) | 約4,700円 |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 約2,500円 |
| テレビ(小) | 約1,700円 |
| テレビ(大) | 約2,900円 |
| エアコン | 約990円 |
これに運ぶ手間の分が加わります。購入した店に引き取ってもらう場合は、
リサイクル料に収集運搬料として3,000〜7,000円程度が足される形が一般的です。
回収業者に頼む場合の目安は、冷蔵庫が6,000〜12,000円、洗濯機が5,000〜10,000円です。
量が多いときの費用の目安
| 量 | 内容のイメージ | 費用目安 |
|---|---|---|
| 少量 | 段ボール数箱+小型家具1〜2点 | 8,000〜15,000円 |
| 中量 | 1部屋分(ベッド・棚・衣装ケースなど) | 20,000〜40,000円 |
| 大量 | 軽トラック1台以上(物置や納戸ごと) | 40,000〜80,000円 |
金額は量だけでなく、階数・エレベーターの有無・分解が必要かどうかでも変わります。
エレベーターが使えない場合は階段作業と分解搬出で対応します。
搬出入にともなう管理組合・管理会社への届け出や、エレベーターの使用予約は、
お客様から直接ご確認・お手続きをお願いしております。
品目ごとの判断のしかた
衣類
1年着ていないものは、来年も着ない可能性が高いです。ただし礼服と防寒具は例外として残します。
量が出るので、燃えるごみに出すか資源回収に出すかを自治体の区分で確認してから始めます。
家具
「次の家にも持っていくか」で決めます。持っていかないなら、年末より前に出したほうが場所が空いて掃除が楽になります。
重い家具は自分で運べないため、回収に回す前提で考えます。
家電
10年以上使っているものは、修理部品の保有期間を過ぎていることが多く、壊れたら直せません。
買い替えの予定があるなら、年末のセール前に処分の段取りだけ決めておきます。
書類
保証書・契約書・税の関係書類だけ残し、あとは処分します。判断が速いので、気分が乗らない日に向いています。
思い出のもの
最後に回します。ここから始めると必ず止まります。写真やアルバムは「減らす」のではなく、
入れる箱の数を決めて、その中に収まるようにする考え方が続きます。
年内に間に合わないときの3つの対処
1. 回収業者に日付を指定して頼む
自治体の収集が年内に取れなかった場合でも、日時を指定して室内から運び出してもらう方法があります。
年末は依頼が増えるため、12月中旬までにご相談いただくと希望日が通りやすくなります。
2. 出せるものだけ先に出す
自治体の収集日に間に合う小型のものだけ先に出し、大型家具を年明けに回します。
物が減った分だけ掃除はできるので、全部を年内に終わらせることにこだわらない選択です。
3. 置き場所を1か所に決めて年を越す
どうしても間に合わないときは、処分するものを1部屋か1か所にまとめて、
そこだけ手をつけないと決めます。家の他の場所は掃除が進むので、年末の見た目は保てます。
よくあるご質問
なぜ12月ではなく11月に捨てるのですか?
自治体の粗大ごみが収集まで2週間〜1か月かかるためです。
11月中旬に申し込めば年内に確実に収集されますが、12月に入ってからだと年内の枠が埋まっていることがあります。
マンションの粗大ごみ置き場に出せますか?
建物ごとに決まりが違います。共用部に置いてよいかどうかは、お客様から管理組合・管理会社へ直接ご確認をお願いしております。
片付けの途中で量が増えてしまいました。追加できますか?
当日に増えた分も運び出せますので、作業前にお知らせください。
事前に写真をお送りいただいていれば、トラックの大きさを合わせて手配できます。
何から手をつければよいか分かりません。
大きいものから決めてください。家具を1つ手放すと床が空いて、進んでいる感覚が出ます。
細かいものから始めると、見た目が変わらないので途中でやめてしまいます。
見積もりはどうやってお願いすればよいですか?
公式LINEに、処分したいものの写真を送っていただくだけで金額をお出しします。
訪問は不要で、お立ち会いの時間も必要ありません。量が多い場合は、部屋全体が写るように数枚いただけると正確です。
作業のあとに確認はありますか?
作業完了時に、搬出した内容と室内の状態をご一緒に確認いたします。
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