断捨離はどこから始める?場所別の順番と所要時間の目安【東京】
断捨離を始めたのに途中で止まってしまう。この原因のほとんどは、意志の弱さではなく始める場所の順番です。
最初に押入れやアルバムを開けると、1つずつ思い出がよみがえって判断が進みません。3時間かけても見た目が変わらず、床に物が広がったまま終わります。この失敗を一度やると、次に始める気力がなくなります。
逆に、判断が1秒で終わる場所から始めると、短時間で床が空いて「進んでいる」感覚が出ます。この記事では、場所をどの順番で片付けるか、1か所あたりどのくらい時間がかかるか、どこで止まりやすいかを整理します。残すかどうかの判断基準そのものは別の記事で扱っています。
結論|この記事の要点
- 順番は玄関 → 洗面・風呂 → キッチン → クローゼット → 押入れ・納戸 → 思い出のものです。
- 思い出のものは最後。ここから始めると必ず止まります。
- 1回の作業は90分で区切る。判断する作業は手を動かす作業より早く疲れます。
- 始める前に出たものの行き先を決めておく。決めずに始めると袋のまま家に残ります。
- 止まる原因は①思い出から始めた ②行き先が未定 ③一度に広げすぎの3つです。
- 量が多いときの費用目安は、少量8,000〜15,000円/1部屋20,000〜40,000円/軽トラック1台以上40,000〜80,000円です。
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場所の順番と、所要時間の目安
判断が速い場所から順に並べたのが次の表です。上から順にやると止まりません。
| 順 | 場所 | 所要時間 | 出る量の目安 | 判断の速さ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 玄関・靴箱 | 30〜60分 | ごみ袋1〜2つ | 速い |
| 2 | 洗面所・風呂 | 30〜60分 | ごみ袋1つ | 速い |
| 3 | キッチン | 2〜3時間 | ごみ袋2〜4つ | やや速い |
| 4 | クローゼット・衣類 | 3〜4時間 | ごみ袋4〜8つ | ふつう |
| 5 | 本棚・書類 | 2〜3時間 | 段ボール2〜5箱 | ふつう |
| 6 | 押入れ・納戸・物置 | 半日〜1日 | 大型家具を含む | 遅い |
| 7 | 思い出のもの・写真 | 制限なし | ほぼ出ない | とても遅い |
この順番には理由があります。玄関や洗面所にあるものは、使うか使わないかが一目で分かります。
片方しかない手袋、固まった洗剤、何年も履いていない靴。考える必要がないので手が止まりません。
そして玄関は家の入口なので、ここが空くと家全体の印象が変わります。
30分で結果が見えるため、次の場所に進む気力が残ります。
場所ごとの進め方
1. 玄関・靴箱
全部出して、履いていない靴を抜きます。判断は「この1年で履いたか」だけです。
傘、使っていない虫よけ、古い鍵、配送の伝票などもここに溜まっています。
2. 洗面所・風呂
固まった洗剤、使い切らなかった試供品、古い歯ブラシ、空の容器。
ほぼ全部が処分対象になるので、作業が気持ちよく進みます。
3. キッチン
食器・調理器具・食品の3つに分けます。食品は賞味期限だけで判断できるので先に終わらせます。
食器は「来客用に取っておいた未使用のもの」が溜まりやすい場所です。
調理器具は「この半年で使ったか」で見ます。
4. クローゼット・衣類
量が多いので、ここだけは2回に分けても構いません。
1回目はオフシーズンのもの、2回目は今着ているものです。
礼服と防寒具は使う頻度が低くても残します。
5. 本棚・書類
書類は判断が速い分野です。保証書、契約書、税の関係書類だけ残して、あとは処分します。
本は「買い直せるか」で見ると進みます。重いので、段ボールは小さいものに詰めます。
6. 押入れ・納戸・物置
ここで大型家具や使っていない家電が出てきます。半日かかる前提で、1日を空けて取り組みます。
重くて自分で運び出せないものが混ざるため、処分の手配を先に決めておくと詰まりません。
7. 思い出のもの・写真
最後です。ここは「減らす」のではなく「入れる箱の数を決める」と考えると進みます。
箱2つ分と決めて、その中に収まるように選びます。
1回90分で区切る
片付けには2種類の作業があります。「これは残すか」と決める作業と、拭いたり運んだりする作業です。
前者は頭を使うので、思っているより早く疲れます。
90分を超えると判断の精度が落ちて、「あとで考える」の山ができます。
これが翌日以降に引き継がれると、結局やり直しになります。
短く区切って、その日のぶんは必ず家から出すか、出す場所にまとめてから終わるようにします。
始める前に行き先を決める
いちばん多い失敗が、仕分けだけして行き先を決めていないことです。
ごみ袋に入れたまま廊下に積まれ、1か月後にまた中身を確認することになります。
始める前に、この4つの行き先を決めてしまいます。
| 行き先 | 決めておくこと |
|---|---|
| 家庭ごみ・資源回収 | 次の収集日。曜日を見てから作業日を決めます |
| 自治体の粗大ごみ | 先に申し込む。収集まで2週間〜1か月かかります |
| 売る・譲る | いつまでに売れなければ処分に回すか、期限を決めます |
| 回収業者 | 大型家具や重いものをまとめて出す日 |
特に自治体の粗大ごみは、申し込みから収集までに時間がかかります。
押入れの作業日より前に申し込んでおくと、出たものをそのまま収集日に回せます。
途中で止まる3つの原因
原因1. 思い出のものから始めた
アルバム、手紙、子どものころの作品。最初に開けると1枚ごとに時間がかかります。
順番を変えるだけで解決します。
原因2. 行き先が決まっていない
仕分けたものが家の中を移動しただけになります。
収集日や回収の予約を先に入れて、締め切りを作ってから始めます。
原因3. 一度に広げすぎた
押入れを全部出すと、戻す場所がなくなって途中でやめられなくなります。
段ごと、引き出しごとに区切って、その区切りが終わってから次に進みます。
量が多くなったときの費用
| 量 | 内容のイメージ | 費用目安 |
|---|---|---|
| 少量 | 段ボール数箱+小型家具1〜2点 | 8,000〜15,000円 |
| 中量 | 1部屋分(ベッド・棚・衣装ケースなど) | 20,000〜40,000円 |
| 大量 | 軽トラック1台以上(物置や納戸ごと) | 40,000〜80,000円 |
自治体の粗大ごみは1点300〜2,000円程度で安く済みますが、集積所まで自分で運ぶ必要があります。
重い家具やエレベーターのない階からの搬出は、この方法では難しいことが多いです。
その場合は階段作業と分解搬出で室内から運び出す形になります。
搬出にともなう管理組合・管理会社への届け出や、エレベーターの使用予約は、
お客様から直接ご確認・お手続きをお願いしております。
よくあるご質問
どのくらいの期間で家全体が終わりますか?
1回90分として、週末に1〜2回ずつ進めるなら、ひとり暮らしで3〜4週間、
家族の住む家で2〜3か月が現実的な目安です。一気に終わらせようとしないほうが続きます。
家族のものはどうすればよいですか?
本人以外が判断すると必ずもめます。自分のものと共用のものだけ進めて、
家族のものは「この箱に入れておくので見てほしい」と預ける形にします。
捨てるか迷ったときはどうしますか?
迷ったものだけ1つの箱にまとめて、期限を書いておきます。
その期限までに一度も使わなければ処分する、という形にすると判断が後ろにずれません。
大型家具だけ運び出してもらえますか?
はい。1点のみのご依頼も承っております。室内からの搬出もお任せいただけます。
見積もりはどうやってお願いすればよいですか?
公式LINEに、処分したいものの写真を送っていただくだけで金額をお出しします。
訪問は不要で、お立ち会いの時間も必要ありません。量が多い場合は、部屋全体が写るように数枚いただけると正確です。
作業のあとに確認はありますか?
作業完了時に、搬出した内容と室内の状態をご一緒に確認いたします。
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