年末年始はゴミが出せない?収集が止まる期間と間に合わないときの対処【東京】
年末年始は、自治体のゴミ収集が数日間止まります。止まるのは収集だけではなく、粗大ごみの受付窓口も同じように休みに入ります。大掃除で出たものを「年内に出そう」と思って12月下旬に動き始めると、すでに間に合わないということが起こります。
この記事では、何がいつまで止まるのか、ため込むと困るものはどれか、年内に出し切るにはいつ何をすればよいのかを整理しました。間に合わなかったときの選択肢と費用も最後にまとめています。
結論|この記事の要点
- 止まるのは「収集」と「粗大ごみの受付」の両方。受付が止まると申し込み自体ができない
- 可燃ごみは数日、不燃や資源は2週間近く空くことがある
- いちばん困るのは生ゴミと段ボール。出す順番を先に決めておく
- 年内に粗大ごみを出したいなら11月中の申し込みが目安。収集まで2週間〜1か月かかる
- 間に合わない分は民間の回収。少量8,000〜15,000円、1部屋分20,000〜40,000円が目安
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止まるのは「収集」と「受付」の両方
年末年始に止まるものを整理すると次のようになります。正確な日程はお住まいの区で異なりますので、最終的には各区の案内をご確認ください。
| 対象 | 止まる期間の目安 | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 可燃ごみ | 12月31日頃から1月3日頃 | 年内の最終収集日は地域で数日違う |
| 不燃ごみ | 年内最終回から1月の初回まで | もともと隔週の地域は2週間以上空く |
| 資源(びん・缶・古紙) | 年内最終回から1月の初回まで | 段ボールが出せず積み上がりやすい |
| 粗大ごみの収集 | 12月下旬から1月上旬 | 年末は枠が埋まるのが早い |
| 粗大ごみの受付窓口 | 年末年始は休止 | 電話も受付ページも止まり、申し込めない |
見落としやすいのは最後の行です。収集が止まるだけなら年明けに申し込めばよいのですが、受付そのものが止まるため、申し込みの列に並ぶことすらできません。年明けに再開した直後は申し込みが集中するので、実際の収集はさらに先になります。
ため込むと困るものの順番
年末年始にたまるものには、困る順番があります。上から順に対策しておくと、家の中が散らからずに済みます。
- 生ゴミ。においが出るうえ、置き場所がない。年末の買い出しと料理で量が増える
- 段ボール。通販と贈答品で一気に増える。資源の収集が止まると玄関や廊下を占領する
- びん・缶。年末年始は特に量が増え、袋が重くなって運び出しづらい
- 不燃ごみ。大掃除で出た古い道具や割れた食器など。収集間隔が長い
- 粗大ごみ。買い替えで出た家具。部屋の中で場所を取り続ける
生ゴミは最終収集日に合わせて、年末の献立を少し調整するだけでも違います。段ボールはたたんで紐でまとめ、玄関ではなく一か所にまとめておくと、年明けにまとめて出せます。
年内に出し切るための逆算
年内にすっきりさせたい場合の目安です。粗大ごみだけは早い時期から動く必要があります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 11月中 | 粗大ごみを申し込む。収集まで2週間から1か月かかるため、ここが実質の締め切り |
| 12月上旬 | 家の中を見て回り、処分するものを決める。業者に頼む分をここで切り分ける |
| 12月中旬 | 不燃と資源をまとめて出す。年内の最終収集日を確認しておく |
| 12月下旬 | 可燃ごみを最終収集日までに出し切る。生ゴミは計画的に |
「12月に入ってから粗大ごみを申し込む」というのが、いちばんよくある間に合わないパターンです。年末は申し込みが集中するため、通常期より日数がかかることも想定しておいてください。
放置すると起きること
年内に処理しきれなかったものを、そのまま年明けに持ち越すとどうなるか。実際にご相談を受けるのは次の3つです。
- 置き場所がなくなる。年始の片付けが、本来の片付けと持ち越し分の両方になり、手間が倍になる
- 1月は回収も混む。年末に出せなかった人が一斉に動くため、自治体も民間も予約が取りにくい
- 退去予定があると日程が後ろ倒しになる。部屋にものが残っていると、退去の立ち会いまでに片付かない
間に合わないときの選択肢
年内に出せないものが残ったときの選び方です。費用と速さは逆の関係になります。
| 方法 | 費用の目安 | 速さ |
|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ(年明け) | 椅子・小型家具300〜500円/ベッド・ソファ1,000〜2,000円 | 申し込みから2週間〜1か月 |
| 民間の回収 | 少量8,000〜15,000円/1部屋分20,000〜40,000円/軽トラック1台以上40,000〜80,000円 | 最短で即日 |
| 買い替え時の店頭引き取り | リサイクル料+収集運搬料3,000〜7,000円 | 新しい品物の納品日に合わせる |
自分で運び出せる量で、急いでいないなら自治体がいちばん安く済みます。逆に、大きな家具が複数ある、階段しかない、年内にどうしても片付けたいという場合は民間の回収が向いています。搬出も作業員が行うため、重いものを動かす必要がありません。
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年末はなぜゴミが増えるのか
年末に出るゴミが多いのは、大掃除だけが理由ではありません。普段と違う種類のものが、同じ時期にまとめて出ます。
- 大掃除で出る不要品……古い家具、寝具、使わなくなった家電や道具
- 買い替えで出る旧品……年末商戦で家電や家具を買い替えると、古いほうが残る
- 贈答品の梱包材……箱、緩衝材、紙袋。かさばるわりに軽い
- 通販の段ボール……年末は配達が集中し、1週間で10箱を超えることもある
- 年越しの食材と調理ゴミ……生ゴミが普段の2倍近くになる家庭も多い
このうち、収集が止まる期間に影響を受けないのは生ゴミだけで、ほかはすべて「出せる日が限られる」ものです。とくに段ボールと梱包材は、量のわりに置き場所を取ります。たたまずに積むと廊下が通れなくなるため、受け取ったその日にたたんでしまうのが確実です。
集合住宅で気をつけること
マンションやアパートでは、戸建てとは違う制約があります。
ゴミ置き場に出せる日が決まっている
建物によっては、収集が止まっている間は出さないよう求められます。常時出せる形式でも、年末年始は満杯になり、置けなくなることがあります。
粗大ごみを置ける場所が限られる
収集日まで室内で保管するのが基本です。共用廊下に出しておくと、避難経路をふさぐことになり注意を受けます。
大型のものは搬出経路の確認が要る
エレベーターに入らない家具は階段での搬出になります。使用に予約や養生の申請が必要な建物もありますので、お客様から管理組合・管理会社へ直接ご確認をお願いしております。管理側が年末の休みに入る前に済ませておくと安心です。
掃除と処分は分けて考える
年末の片付けがうまくいかないときは、たいてい「掃除」と「処分」を同時にやろうとしています。この2つは必要な時間も締め切りも違います。
| 処分 | 掃除 | |
|---|---|---|
| 締め切り | 収集日に縛られる。粗大は1か月前 | いつやってもよい |
| 必要な判断 | 捨てるか残すか | 判断は不要。手を動かすだけ |
| 止まる原因 | 迷って決められない | 時間が足りない |
| 先にやるべき | こちらを先に | 処分が終わってから |
先に処分を終わらせると、掃除する対象そのものが減ります。ものを動かしながら拭くより、置いてあるものがなくなった床をまとめて拭くほうが早く終わります。11月のうちに「捨てるものを決める」だけ済ませ、12月は掃除に充てる、という分け方が現実的です。
よくある質問
年末年始の収集日はどこで確認できますか
お住まいの区から配布されるごみ収集のカレンダーか、区の案内ページに年末年始の日程が載ります。12月に入ると掲示板にも貼り出されることが多いです。
粗大ごみの申し込みは年明けすぐにできますか
受付の再開日から可能ですが、再開直後は申し込みが集中します。収集まで通常より日数がかかることを見込んでおいてください。
年末に大掃除で出たものをまとめて処分したいです
量が多い場合は民間の回収が現実的です。可燃・不燃・粗大を分けずに一度で引き取れるため、仕分けの手間もかかりません。
マンションのゴミ置き場なら年末年始も出せますか
建物によって決まりが違います。収集が止まっている間は出さないよう求められることが多いので、管理会社の掲示をご確認ください。
家電は粗大ごみで出せますか
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4品目は家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。購入店での引き取りか、回収業者への依頼になります。
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