親の家から荷物を運ぶ引越し|持っていく物の選び方と2か所をまたぐ段取り【東京】
実家から荷物を持ち出す引越しは、普通の引越しと勝手が違います。運ぶ物を決める人と、家に住んでいる人が別だからです。「これは置いていく」と自分が思っていても、親は残されると困ると考えていることがあります。
さらに、荷物を積む場所が2か所になることがあります。今の部屋と実家から運んで新居へ入れる形です。この記事では、持っていく物の線引きと、2か所をまたぐ段取りを整理します。
結論|この記事の要点
- 運ぶ物は親と一緒に決める。あとから「あれも持っていって」が出ると当日に積めない
- 2か所から積むと料金が上がる。同じ日にできるかは距離と量で変わる
- 古い家具は運ぶより買い直しのほうが安いことがある。運搬費と買い値を比べる
- 家電は年数を見る。10年を超えたものを運んでも、すぐ買い替えになりやすい
- 残す物の処分は別に決める。持っていかない物をそのままにすると親の家に残る
- 2か所をまたぐ段取りは写真でご相談いただけます。両方の荷物を公式LINEにお送りください
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先に決めるのは「運ぶ物」ではなく「運ばない物」
持っていく物を選ぶと、迷ったものが全部「とりあえず持っていく」側に入ります。結果として荷物が増え、料金も上がります。
順番を逆にしてください。運ばない物から決めると線引きがはっきりします。基準は3つです。
ひとつめは年数です。家電で10年を超えているものは、運んでも数年で買い替えになります。運搬の費用を払ってから買い替えるより、置いていって新居で買ったほうが結果的に安くなることが多いです。
ふたつめは新居に入るかです。実家の広い部屋に合わせた家具は、都内の部屋に入らないことがあります。幅・高さ・奥行きを測り、新居の入口と部屋の寸法と比べてください。搬入経路は本体の幅+左右各5〜10cmが必要です。
みっつめは親が使っているかです。自分の物だと思っていても、今は親が使っているケースがあります。食器棚や洗濯機、物置の道具はとくにそうです。
親と決めておく3つ
- 持っていく物の一覧をつくる。口で確認するだけでは当日に食い違います。紙に書いて、両方で見られる形にします
- 残す物をどうするか決める。親が使い続けるのか、処分するのか。決めずにおくと家に残ったままになります
- 当日に誰が家にいるか決める。親が立ち会うのか、自分が行くのか。鍵と入れる部屋の確認が必要です
とくに2が抜けやすい点です。自分の部屋にあった物を「置いていく」と決めた場合、それは親の家に残ります。本棚、机、ベッド、衣類。数年後に実家を片付けるときにまとめて出てくるのは、この積み残しです。
持っていかないと決めた物は、同じ日に処分まで済ませるのが一番手間がかかりません。
2か所から積むときの段取り
今の部屋と実家の2か所から運ぶ場合、次のどちらかになります。
ひとつは同じ日に2か所まわる形です。車が1台で足りて、2か所と新居が近ければできます。ただし作業の時間は1.5〜2倍になります。
もうひとつは日を分ける形です。距離が離れている、荷物が多くて1台に入らない、どちらかの建物で搬出できる時間が限られている場合はこうなります。費用は2回分に近づきます。
判断の目安は2か所と新居の距離、合計の荷物量、建物の取り決めです。都内と都内なら同じ日にまわれることが多く、県をまたぐと日を分けるほうが現実的になります。
どちらにしても、積む順番が決まっています。先に積んだものは後で降ります。新居で先に置きたい大きい家具は、最後に積む場所から運び出すのが効率的です。この段取りは量と経路を見てからになるので、両方の写真をお送りください。
運ぶか買い直すかの分かれ目
| 品目 | 判断の目安 |
|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機 | 10年を超えていれば置いていく。運搬費+後の買い替えで二重にかかる |
| 箪笥・食器棚 | 新居の部屋に入るかで決める。入らなければ運んでも置けない |
| 机・本棚 | 組み立て式なら分解して運べる。板に戻ると場所を取らない |
| 布団・寝具 | かさばるが軽い。圧縮できるものは運ぶ価値がある |
| 本・書類 | 重い。段ボール1箱で15kg前後。残す分は資源回収へ |
| 思い出の品 | 金額では決まらない。先に1箱分だけと決めておく |
いちばん判断が難しいのが最後の行です。写真、アルバム、学校の物。全部持っていくと量が増えるので、箱の数を先に決めるのが現実的です。1箱に入る分だけ選ぶ、という形にすると決まります。
箱詰めは実家側のほうが時間がかかる
自分の部屋の荷造りと、実家の荷造りは別の作業です。実家側のほうが時間がかかります。理由は3つあります。
ひとつはどこに何があるか分からないことです。自分の物が押入れの奥、物置、納戸に分散しています。家を出てから年数が経っているほど、置き場所が変わっています。
ふたつめは中身を見てしまうことです。昔の写真や手紙が出てくると手が止まります。これは避けられないので、見る箱と詰める箱を分けるのが現実的です。見たいものは1箱にまとめ、新居で開けてください。
みっつめは親と相談しながら進むことです。1点ずつ「これは持っていく」「これは残す」と確認すると、点数の分だけ時間がかかります。先に一覧を作っておけば、この確認がなくなります。
所要の目安は、段ボール10箱分の荷造りで半日です。実家側はこれに探す時間が加わるので、1日は見ておいてください。引越しの前日にまとめてやろうとすると終わりません。
費用が増える条件
実家からの運び出しで費用が上がりやすいのは次の場合です。
一戸建てで荷物が2階にあるとき。階段で下ろす作業が入ります。大型の家具は分解が必要になることがあります。
車を家の前に停められないとき。道が狭い、門から玄関まで距離がある場合、運ぶ距離が長くなります。
物置や庭にも荷物があるとき。部屋の中だけ数えていると、当日に量が増えます。物置と庭、ベランダは必ず見てください。
なお、当社では庭木の伐採・剪定は行っておりません。また窓やベランダからの搬出も行っておりません。階段での作業と分解での搬出までが範囲です。
当日の流れ
2か所をまたぐ日は、時間が読みにくくなります。1か所めで遅れると、2か所めも遅れます。余裕を持たせるために、先に次の3つを済ませておいてください。
実家側では、運ぶ物を1か所に集めるか、残す物に紙を貼る。これをしておかないと1点ずつ確認することになり、親と自分で判断が違う場面も出ます。
新居側では、どの部屋に何を置くか決めておく。間取り図に書いて渡せると、運び込みが止まりません。
そして処分する分を分けておく。同じ日に引き取る場合、運ぶ物と混ざっていると積み間違いが起きます。
よくあるご質問
実家と今の部屋の2か所から運んでもらえますか?
できる場合があります。2か所と新居の距離、合計の荷物量、建物の取り決めで同じ日にできるかが変わります。両方の荷物の写真を公式LINEにお送りください。
古い冷蔵庫を運ぶべきか迷っています。
10年を超えていれば置いていくほうが結果的に安くなることが多いです。運搬費を払ったうえで数年後に買い替えると二重にかかります。
持っていかない物の処分も頼めますか?
できます。同じ日にまとめると運ぶ回数が減ります。処分する分の写真をお送りください。家電リサイクル法の4品目は品目ごとのリサイクル料がかかります。
親が「持っていって」と当日に言い出しました。
車に空きがあれば積めますが、空きが無ければ別の日になります。追加が出そうなときは先にお知らせください。
2階にある家具を下ろせますか?
階段での作業と分解しての搬出で対応します。窓やベランダからの搬出は行っておりません。階段の幅と曲がり角の写真があると判断できます。
まとめ
実家から運ぶ引越しは、運ばない物から決めると線引きがつきます。基準は年数、新居に入るか、親が使っているか。10年を超えた家電は置いていったほうが安く済むことが多いです。
親とは持っていく物の一覧、残す物の扱い、当日に誰がいるかの3点を先に決めてください。持っていかないと決めた物は、同じ日に処分まで済ませるのが一番手間がかかりません。2か所をまたぐ段取りは量と経路で変わるので、両方の写真を公式LINEにお送りください。
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