東京引越し回収便

引越し業者が運べない荷物|現金・貴重品・危険物・灯油とガスの扱い【東京】

引越しの荷物には、業者が運べないものがあります。当日に箱から出てきて断られると、その場で持ち帰るか置いていくかを決めることになります。急いでいるときにこれが起きると困ります。

運べない理由は3つに分かれます。なくなったときに責任が取れないもの、火や漏れの危険があるもの、生きているものです。この記事では理由ごとに整理し、どう扱えばよいかをまとめます。

結論|この記事の要点

  • 現金・通帳・印鑑・貴重品は自分で持つ。箱に入れると補償の対象にならない
  • 灯油・ガスの缶・塗料・ライターは運べない。中身を使い切るか別に処分する
  • 石油ストーブは灯油を抜けば運べる。残っていると断られる
  • 生きているものは別の手配。生き物と植物は引越しの荷物として扱えない
  • ピアノ・大型金庫・美術品は当社では扱っておりません。専門の業者へ
  • 当日に断られないよう、前日までに箱から抜いておく。1か所にまとめる

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理由は3つに分かれる

運べないものは、ばらばらに決まっているわけではありません。理由で分かれています。

ひとつめはなくなったときに責任が取れないものです。現金や通帳のように、金額がはっきりしていて代わりが無いもの。これは箱に入れた時点で、何が入っていたかを確かめる手段がなくなります。

ふたつめは火や漏れの危険があるものです。灯油、ガス、塗料、ライター。車の中は夏場に高い温度になるので、他の荷物を巻き込む危険があります。

みっつめは生きているものです。生き物と植物。揺れと温度の変化に弱く、荷物として積むことができません。

この3つを覚えておけば、迷ったときに自分で判断できます。

自分で持つもの

次のものは箱に入れず、当日に自分で持ってください。

現金、通帳、印鑑、カード類。これは全部まとめて1つの袋に入れ、自分で持つのが確実です。箱に入れると、紛失したときに何が入っていたか証明できません。

貴金属や宝石も同じです。小さくて高いものは、運ぶ荷物の中では最もなくなりやすいです。

重要な書類。契約書、保険の書類、年金の書類、身分を示す書類。新居の手続きで必要になるものが多く、どの箱に入れたか分からなくなると手続きが止まります。

鍵。新居の鍵と今の部屋の鍵。これを箱に入れてしまうと、その箱が開くまで家に入れません。実際に起きる失敗です。

薬。毎日飲んでいるものは手元に。荷ほどきが終わるまで数日かかります。

これらは1つの袋か鞄にまとめて、当日は手から離さないようにしてください。

中身を抜けば運べるもの

品目 処理
石油ストーブ・ファンヒーター 灯油を抜く。タンクだけでなく本体の内側も乾いた布で吸わせる
石油の缶 空にする。中身が残っていると運べない
加湿器・除湿機 水を抜く。残っていると箱の中でこぼれる
冷蔵庫 中身を出し、製氷の水を抜いて霜を取る。前日までに電源を切る
洗濯機 給水と排水の水を抜く。ホースの中にも残る
水槽 水を抜く。生き物は別の手配が必要
掃除機 紙の袋や容器の中身を出す。走行中に開くと車内に広がる

いちばん多いのが石油ストーブです。「少ししか残っていない」でも断られます。灯油は本体の内側に残るので、タンクを抜いただけでは足りません。乾いた布で吸わせるまでやってください。

抜いた灯油は、買った販売店に相談するのが確実です。排水や地面に流さないでください。

運べないもの

中身を抜いても運べないのが、火や爆発の危険があるものです。

カセットこんろのガスの缶。中身を使い切っても、缶の中には圧力が残っています。区の決まりに従って処理してください。穴を開けるかどうかは区ごとに違います。

ライター、マッチ。小さいので箱に混ざりやすいです。台所と喫煙する場所を見てください。

塗料、シンナー、接着の剤。開封したものは運べません。使い切るか、販売店か処理を扱う業者に相談してください。

花火、消火の器具。消火器は販売店で引き取ってもらう形になります。

殺虫の缶、整髪の缶。圧力が入った缶は、夏場の車内で破裂する危険があります。使い切るか処分してください。

これらは不用品の回収でも引き取れません。区の決まりか、販売店、専門の処理をする業者が受け付け先になります。

生きているものは別の手配

生き物と植物は、荷物として積むことができません。

生き物は、自分の車で運ぶか、生き物を扱う専門の業者に頼む形になります。引越しの日は人の出入りが多く、戸が開いたままになるので、作業の間は別の部屋か外に預けておくのが安全です。

植物は、鉢が小さいものなら自分の車で運べます。大きい鉢は重く、土がこぼれます。持っていかないと決めた鉢は、土と鉢を分けて処分することになります。土は多くの自治体で回収していません。

水槽は、水を抜けば本体は運べます。中の生き物は別に移動させてください。水を張ったままの水槽は重く、揺れで割れます。

当社で扱っていないもの

荷物としては運べても、当社では対応していない作業があります。先にお伝えしておきます。

ピアノ、大型の金庫、美術品の移動は行っておりません。アップライトのピアノは200〜250kg、グランドは300kg以上あり、専門の道具と技術が必要です。これらは専門の業者にご依頼ください。

また窓やベランダからの搬入・搬出、電気工事、手すりの取り付け、道具の貸し出しも行っておりません。階段での作業と分解しての搬出までが範囲です。

データを消す作業や取り出す作業も行っておりません。記録が入った機器は、お客様のほうで中身を消してからお渡しください。

当日に断られないための準備

  1. 前日に台所と物置を見る。ガスの缶、ライター、塗料はここに集まります
  2. 石油ストーブの灯油を抜く。前日でなく2〜3日前に。本体の内側まで乾かす時間が必要です
  3. 貴重品を1つの袋にまとめる。現金、通帳、印鑑、鍵、書類、薬
  4. 運べないものを1か所に置く。玄関の隅など、荷物と混ざらない場所に
  5. 判断に迷うものは先に聞く。当日に出てくるより前に確認したほうが早い

2は時間が必要なので、前日では間に合わないことがあります。灯油は2〜3日前からと覚えておいてください。

よくあるご質問

現金を箱に入れてはいけないのですか?

入れないでください。紛失したときに何が入っていたか確認できず、補償の対象にもなりません。現金、通帳、印鑑、鍵、書類は1つの袋にまとめて自分で持ってください。

石油ストーブに灯油が少し残っています。

残っていると運べません。タンクを抜いたあと、本体の内側も乾いた布で吸わせてください。2〜3日前から始めると間に合います。

ガスの缶はどう処分すればいいですか?

中身を使い切り、お住まいの区の決まりに従ってください。穴を開けるかどうかは区ごとに違います。不用品の回収では引き取れません。

植木鉢を持っていきません。処分できますか?

鉢は引き取れます。土は多くの自治体で回収していないため、鉢と分けて扱う必要があります。量が分かる写真をお送りください。

ピアノを運んでもらえますか?

当社ではピアノ・大型金庫・美術品の移動は行っておりません。専門の業者にご依頼ください。

まとめ

運べないものは3つの理由で分かれます。責任が取れないもの、火や漏れの危険があるもの、生きているものです。現金・通帳・印鑑・鍵・書類・薬は1つの袋にまとめて自分で持ってください。

石油ストーブと加湿器は中身を抜けば運べますが、灯油は本体の内側にも残るので2〜3日前から始めてください。ガスの缶、ライター、塗料、花火は運べず、不用品の回収でも引き取れません。前日に台所と物置を見て、運べないものを1か所にまとめておくと当日に止まりません。判断に迷うものは、写真を公式LINEにお送りいただければお答えします。


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