洗濯機の設置でつまずく4点|蛇口の形・排水の高さ・防水パンの寸法・アース【東京】
引越しで家電の設置がうまくいかない原因は、ほとんど洗濯機です。冷蔵庫は置ければ使えますが、洗濯機は蛇口・排水・置き場所・アースの4つが全部合わないと使えません。
そして困るのは、合わないと分かるのが設置の当日だということです。この記事では、つまずく4点を順に挙げ、入居の前に確認する手順と、合わなかったときの対処を整理します。
結論|この記事の要点
- 蛇口の形が合わないと給水のホースが付かない。3つの形があり、部品で対応する
- 排水は高さが合わないと流れない。排水の口が洗濯機より高い位置にあると使えない
- 受け皿の内側の寸法が本体より小さいと乗らない。外寸でなく内寸を測る
- アースを取る場所が無い部屋がある。コンセントに端子があるか見る
- 確認は内見のときに済ませる。当日に分かると洗濯機が使えないまま数日過ぎる
- 搬入経路は本体の幅+左右各5〜10cm。縦型30〜40kg、ドラム式70〜80kg
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つまずくのはこの4点だけ
洗濯機が設置できない原因は、ほぼこの4つです。それぞれ別の確認が必要です。
ひとつめは蛇口。給水のホースが付くかどうか。形が3種類あり、合わないと部品が必要になります。
ふたつめは排水。水が流れるかどうか。高さと位置で決まります。
みっつめは置き場所。受け皿の内側に本体が乗るかどうか。
よっつめはアース。感電を防ぐための線をつなぐ場所があるかどうか。
この4つを内見のときに見ておけば、当日に止まることはありません。1か所でも合わないと使えないので、全部見てください。
蛇口の形を見る
洗濯機用の蛇口には形がいくつかあります。見分け方は先端です。
いちばん多いのが先端にねじが切られていて、横に小さなねじが4本付いているものです。ここに給水のホースの接続の部品を取り付けます。多くの洗濯機はこの形を前提にしています。
次に先端に部品が最初から付いていて、ホースを差し込むだけのもの。差し込んで押し上げると留まります。この形なら部品は要りません。
困るのが普通の水道の蛇口と同じ形のときです。先端にねじが無く、ホースを固定できません。この場合は別の部品を買って取り付けることになります。
そして蛇口が無い部屋もあります。洗濯機を外に置く前提の物件や、洗濯機を置く場所が決められていない物件です。この場合は管理会社に確認してください。
確認するときは、蛇口の先端を写真に撮っておくのが確実です。言葉で説明するより正確です。
排水の高さと位置
これがいちばん見落とされます。排水のホースは水を下に流すだけなので、排水の口が洗濯機より高い位置にあると流れません。
多いのは次の3つです。
受け皿の中に排水の口があるもの。これが標準的な形です。問題になりません。
壁の少し高い位置に排水の口があるもの。古い建物で見られます。洗濯機の排水の位置より高いと流れないので、台を置いて洗濯機を上げるか、別の方法が必要になります。
受け皿の縁をまたいで外に流す形。ホースが縁を越えるため、途中が持ち上がります。ここに水がたまって流れが悪くなることがあります。
確認するのは排水の口が床からどれくらいの高さにあるかです。メジャーで測って数字を残してください。
受け皿の内寸を測る
洗濯機を置く受け皿(防水の受け皿)の寸法は、物件によって違います。外側の寸法ではなく、内側の寸法を測ってください。縁の立ち上がりがあるので、外寸で判断すると入りません。
多いのは内側が64cm×64cmのものです。これより小さいものもあり、大きい洗濯機が乗りません。
そして見るのは脚が乗る位置です。洗濯機の脚は4か所で、受け皿の中に全部収まる必要があります。1つでも縁に乗ると不安定になり、運転中に動きます。
さらに排水の口の位置を避けられるかも見ます。受け皿の中の排水の口の上に洗濯機の脚が来ると置けません。
測るのは3つ。受け皿の内側の縦と横、縁の高さ、排水の口の位置です。
アースを取る場所
洗濯機は水を使うので、感電を防ぐための線をつなぎます。これをつなぐ場所が必要です。
多くはコンセントの下に小さなふたの付いた端子が付いています。ふたを開けて線を差し込み、ねじで留めます。
困るのは端子が付いていないコンセントです。古い建物では付いていないことがあります。この場合、電気の工事が必要になります。
当社では電気工事は行っておりません。端子が無い場合は、管理会社に相談してください。賃貸では勝手に工事できません。
内見のときに、洗濯機を置く場所のコンセントを見て、下に端子があるかを確認しておいてください。
搬入経路と重さ
4点が合っていても、部屋まで運べないと設置できません。
必要な幅は本体の幅+左右各5〜10cmです。玄関のドア、廊下、曲がり角、洗濯機を置く場所の入口の4か所を測ってください。曲がるときは奥行きの分も必要になります。
重さは、縦型で30〜40kg、ドラム式で70〜80kgです。ドラム式は一人で動かせる重さではありません。2人で、本体の下を持って運びます。
そしてドラム式は運ぶ前に輸送用の固定が必要な機種があります。内側が動くのを止める部品で、無いまま運ぶと内部が壊れることがあります。買ったときの部品が残っていれば使ってください。
合わなかったときの対処
| 合わない点 | 対処 |
|---|---|
| 蛇口の形が違う | 対応する部品を買って取り付ける。数百円から千円台 |
| 蛇口が無い | 管理会社に確認。勝手に工事はできない |
| 排水の口が高い | 台を置いて洗濯機を上げる。安定するものを使う |
| 受け皿に乗らない | 受け皿の外に置けるか管理会社に確認。買い替えになる場合もある |
| アースの端子が無い | 管理会社に相談。電気工事は当社では行っておりません |
| 経路を通らない | 通る寸法の機種に買い替える。分解しては運べない |
いちばん費用がかかるのが受け皿に乗らない場合です。洗濯機を買い替えることになると数万円です。これを避けるために、内見のときに受け皿の内寸を測ることが効きます。
なお、10年を超えた洗濯機であれば、運ぶ費用と設置の手間を考えると置いていって新居で買うほうが安く済むことがあります。処分する場合のリサイクル料は約2,500円で、負担するのは処分する方です。
よくあるご質問
内見のときに何を測ればいいですか?
受け皿の内側の縦と横、縁の高さ、排水の口の位置と床からの高さ。それと蛇口の先端を写真に撮ってください。コンセントの下に端子があるかも見ておいてください。
蛇口の形が合いませんでした。
対応する部品を取り付けると使えるようになります。数百円から千円台で手に入ります。蛇口そのものが無い場合は管理会社に確認してください。
アースの端子がありません。
管理会社に相談してください。当社では電気工事は行っておりません。賃貸では勝手に工事できません。
古い洗濯機を運ぶべきか迷っています。
10年を超えていれば、置いていって新居で買うほうが安く済むことが多いです。処分のリサイクル料は約2,500円です。
設置できなかった洗濯機を引き取ってもらえますか?
できます。家電リサイクル法の4品目なのでリサイクル料約2,500円がかかります。本体と置かれている場所の写真を公式LINEにお送りください。訪問してのお見積もりは行っておりません。
まとめ
洗濯機が設置できない原因は蛇口の形、排水の高さ、受け皿の内寸、アースの端子の4つです。1か所でも合わないと使えません。
確認は内見のときに済ませてください。測るのは受け皿の内側の縦横と縁の高さ、排水の口の位置と高さ。蛇口は先端を写真に撮り、コンセントの下に端子があるかを見ます。搬入経路は本体の幅+左右各5〜10cm、重さは縦型30〜40kg・ドラム式70〜80kgです。合わなかったときに費用がかかるのは受け皿に乗らない場合なので、内寸の測り忘れだけは避けてください。
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