転勤の内示から引越しまで|会社が出す費用の範囲と自分で払う分【東京】
転勤の引越しは、自分で決める引越しと進め方が違います。日程が選べず、費用の出し方も会社の規定で決まるからです。先に規定を確認しないまま業者を決めると、出ると思っていた費用が対象外だったということが起きます。
この記事では、内示が出てから引越しまでにやることを順に並べ、会社に確認すべき項目と、対象外になりやすい費用を整理します。
結論|この記事の要点
- 最初にやるのは業者探しではなく、会社の規定の確認。出る範囲で動き方が変わる
- 立て替えか会社の直接払いかで、業者の選び方が変わる。指定の業者がある会社もある
- 対象外になりやすいのは不用品の処分・家電の買い替え・荷物の保管
- 領収書と見積書は必ず残す。宛名の書き方が決まっている会社がある
- 日程が2週間しかないときは、荷物を減らすのがいちばん効く
- 処分する物があれば引越しと同じ日にまとめられます。写真を公式LINEにお送りください
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内示が出たら最初に確認すること
業者を探す前に、会社の規定を見てください。ここで決まることが多いためです。
確認する項目は5つです。出る金額の上限、支払いの方法、指定の業者があるか、対象になる費用の範囲、申請の期限。この5つが分かると、自分で選べる範囲が決まります。
とくに指定の業者があるかどうかは先に知るべきです。指定がある場合、自分で見積もりを取っても使えません。逆に指定が無ければ、複数社から取って安いところを選べます。
そして申請の期限です。引越しの後に申請する会社と、先に申請して承認を得る会社があります。後者で先に動くと、対象外になることがあります。
これらは会社ごとに違うので、総務や人事に直接確認してください。同僚の経験談は規定が変わっている場合があります。
立て替えと直接払いの違い
費用の出し方は大きく2通りです。どちらかで段取りが変わります。
立て替えの場合、自分が業者に払い、後から会社に請求します。この形なら業者は自由に選べることが多いですが、一時的に自分が払うことになります。単身の近距離でも数万円、家族の長距離なら20万円を超えることがあります。支払いの時期と、会社から戻る時期を確認しておいてください。
会社の直接払いの場合、請求書が会社に行きます。自分の負担は無いかわりに、業者が決まっていることが多いです。この形では料金の交渉はできません。
どちらでも見積書と領収書は残してください。宛名を会社名にするよう決まっている場合があるので、業者に頼むときに伝える必要があります。後から書き直すのは手間がかかります。
対象外になりやすい費用
| 費用 | 扱われ方 |
|---|---|
| 荷物の運搬 | 対象になることが多い。上限が決まっている場合がある |
| 不用品の処分 | 対象外のことが多い。引越しの費用とは別に扱われる |
| 家電の買い替え | 対象外。運ばずに買い直す判断は自己負担になる |
| 荷物の保管 | 日程がずれて預ける場合。対象外のことがある |
| エアコンの取り外し・取り付け | 会社によって分かれる。先に確認する |
| ハウスクリーニング | 退去時の清掃。対象外のことが多い |
| 梱包の資材 | 業者の見積もりに含まれていれば対象になりやすい |
いちばん多い誤解が不用品の処分です。引越しの費用とは別の扱いになることが多く、自己負担になります。処分する量が多い場合、ここは自分の判断で抑える余地があります。
エアコンは分かれます。取り外しのみ3,000〜8,000円、取り外して処分まで8,000〜15,000円、移設で合計10,000〜20,000円が目安です。対象になるかを先に聞いておくと、運ぶか置いていくかの判断ができます。
日程が短いときの動き方
内示から引越しまでが2週間ということもあります。この場合、順番を変えてください。
通常は「荷造り → 業者の手配」ですが、短いときは業者の枠を取るのが先です。2週間後の土日はすでに埋まっている可能性があります。枠が無ければ日程を動かすことになり、それが会社の都合で動かせないなら平日に動くことになります。
次に荷物を減らします。日程が短いときに最も効くのがこれです。量が減れば車が小さくなり、料金が下がり、荷造りの時間も短くなります。
減らす優先順は、10年を超えた家電 → 新居に入らない家具 → 何年も使っていない物です。古い家電は運ぶ費用を払っても数年で買い替えになるので、置いていくほうが結果的に安く済むことが多いです。
そして手続きを並行させます。役所の届け出、ライフラインの手配、郵便の転送。これは荷造りと同時に進められます。期限があるものから先に片付けてください。
単身赴任のときの判断
家族を残して自分だけ動く場合、荷物の量が変わります。
この場合の判断の軸は赴任の期間です。1〜2年なら家具家電は買い揃えず、備え付けの物件を探すか最小限で済ませるほうが安く済みます。戻るときにまた処分することになるためです。
3年以上なら、生活の質を落とさない範囲で揃える判断も合理的です。ただし戻るときの処分を見込んでおいてください。赴任先で揃えた家具家電は、戻るときに運ぶか処分するかの判断が再び必要になります。
荷物の量としては、段ボール10〜15箱と寝具、最小限の家電で収まることが多いです。これなら軽トラック1台に入ります。
引越しの後に出す書類をそろえる
費用の申請で止まるのは、書類が足りないときです。先にそろえるものを知っておくと、後から業者に連絡する手間が無くなります。
多くの会社で求められるのは見積書と領収書です。このうち領収書は作業が終わってから出るので、当日に受け取れるか、後から送られるかを業者に確認してください。
内訳が分かれているほうが通りやすいです。運搬の費用、梱包の資材、エアコンの作業、処分の費用が分かれている明細なら、対象の分だけ申請できます。一式でまとめられていると、対象外の分が混ざって差し戻されることがあります。見積もりを頼むときに「内訳を分けてほしい」と伝えておくと確実です。
そして新居の契約の書類を求められる会社もあります。賃貸の契約書、入居した日が分かるもの。これは不動産会社から受け取る分なので、手元に残しておいてください。
申請の期限は会社ごとに違い、引越しから1か月以内のような定めがあることが多いです。引越しが終わると気が緩みますが、ここを過ぎると自己負担になります。
内示から引越しまでの順番
- 会社の規定を確認する。上限、支払いの方法、指定の業者、対象の範囲、申請の期限
- 引越しの日を決める。赴任日から逆算します。退去の通知の期間も確認します
- 業者の枠を取る。日程が短いときはここを先に
- 運ばない物を決める。処分は対象外のことが多いので、量を抑える判断が効きます
- 手続きを並行して進める。役所、ライフライン、郵便の転送
- 荷造りをする。初日に使う物を最後に詰めます
1を飛ばして3から始めると、後から対象外だと分かって自己負担が増えます。規定の確認が最初です。
よくあるご質問
会社の指定業者があるか分かりません。
総務か人事に直接確認してください。同僚の話は規定が変わっている場合があります。指定があると自分で取った見積もりは使えません。
不用品の処分費は会社から出ますか?
対象外のことが多いです。引越しの費用とは別に扱われます。規定を確認し、自己負担になる場合は量を抑える判断が効きます。
領収書の宛名はどうすればいいですか?
会社名にするよう決まっている場合があります。業者に依頼するときに伝えてください。後から書き直すのは手間がかかります。
2週間しかありません。間に合いますか?
業者の枠を取るのを先にしてください。土日は埋まっている可能性があります。荷物を減らすと車が小さくなり、荷造りの時間も短くなります。
処分する物が多いのですが、引越しと同じ日にできますか?
できます。同じ日にまとめると運ぶ回数が減ります。処分する物の写真を公式LINEにお送りください。訪問してのお見積もりは行っておりません。
まとめ
転勤の引越しで最初にやるのは業者探しではなく、会社の規定の確認です。上限、支払いの方法、指定の業者、対象の範囲、申請の期限の5つを総務に確認してください。
対象外になりやすいのは不用品の処分、家電の買い替え、荷物の保管です。ここは自己負担になるので、量を抑える判断が効きます。日程が2週間しかないときは、業者の枠を先に取り、それから荷物を減らしてください。10年を超えた家電は置いていったほうが安く済むことが多いです。処分する分は引越しと同じ日にまとめられますので、写真を公式LINEにお送りください。
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