東京引越し回収便

電動ベッドの処分方法|レンタル品と購入品の違い・費用・搬出の注意点【東京】

電動ベッドの処分でまず確認すべきなのは、そのベッドがレンタル品か購入品かです。介護保険を使って借りているものは処分できません。返却の手続きが必要で、業者に引き取らせると後でトラブルになります。

購入したものであれば処分できますが、通常のベッドとは扱いが違う場合があります。重量があり、分解しないと部屋から出せないことも多いため、段取りを知らずに当日を迎えると搬出できません。この記事では、確認する順番に沿って整理しました。

結論|この記事の要点

  • 介護保険でレンタルした電動ベッドは処分できない。貸与事業者への返却手続きになる
  • 購入品でも、電動の機構が付くため通常のベッドと区分が違う自治体がある
  • マットレス・床板・フレーム・駆動部に分かれる。分解しないと搬出できないことが多い
  • 一人で動かせる重さではない。無理に動かすと床や壁を傷める
  • 搬出経路は本体の幅に対して左右それぞれ5〜10cmの余裕が必要

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まずレンタルか購入かを確認する

電動ベッドは、介護保険の福祉用具貸与として借りているケースが多くあります。この場合、ベッドの所有者は貸与事業者であり、利用者が処分することはできません。

  レンタル品 購入品
所有者 貸与事業者 ご本人またはご家族
手続き ケアマネジャーか事業者に連絡して返却 粗大ごみか回収業者
費用 引き取りは事業者が行う 処分費がかかる
搬出 事業者が行う 自分で手配する

見分けがつかない場合は、ケアマネジャーにご確認ください。契約書が見つからなくても、担当者が把握していることがほとんどです。レンタル品を処分してしまうと弁償を求められることがあるため、ここを確認せずに回収を依頼しないでください。

当社でも、電動ベッドのご依頼をいただいた際にはレンタル品かどうかを確認させていただいています。

購入品を処分する3つの方法

方法 費用の目安 注意する点
自治体の粗大ごみ ベッド・ソファで1,000〜2,000円 分解と指定場所までの運び出しは自分で行う
回収業者に依頼 少量8,000〜15,000円/1部屋分20,000〜40,000円 室内から運び出してもらえる
購入店に引き取ってもらう 店により異なる 買い替えのときのみ。納品日に合わせる

費用だけを見れば自治体がもっとも安く済みます。ただし電動ベッドの場合、分解と搬出を自分で行う必要があるという条件が現実的かどうかが分かれ目です。駆動部が入っているぶん、一般的なベッドより重く、構造も複雑です。

また、電動の機構が付いているものは通常のベッドと区分が違う自治体があります。そもそも粗大ごみとして受け付けてもらえるか、手数料がいくらになるかは、お住まいの区の基準をご確認ください。

分解と搬出の段取り

電動ベッドは、おおむね次の部分に分かれます。この順で外していくと運び出せる大きさになります。

  1. マットレス……まず外す。これだけでもかなりの大きさがある
  2. サイドレール(手すり)……差し込み式が多く、引き抜ける
  3. ヘッドボードとフットボード……左右の板を外す
  4. 床板……背上げと脚上げで分割されているものが多い
  5. フレームと駆動部……ここがいちばん重い

作業前に必ずやること

  • 電源を抜く。動作中に分解すると危険
  • 床を養生する。重量があるため、引きずると床が傷つく
  • 経路を測る。部材の幅に対して左右それぞれ5〜10cmの余裕を見る
  • 二人以上で持つ。駆動部は一人で持ち上げる前提の重さではない

無理に一人で動かそうとして、床や壁を傷める、腰を痛める、という事故が起きやすい家具です。賃貸の場合、床や壁の傷は退去時の原状回復に関わります。

搬出できるか事前に判断する

分解しても外に出せないことがあります。次の4か所を測っておいてください。

測る場所 見るポイント
部屋の出入口 扉の幅と、扉を外せるかどうか
廊下の曲がり角 長い部材が回せるか
玄関 扉の幅と、たたきの段差
エレベーター 扉の幅と、中の奥行き

エレベーターに入らない場合は階段での搬出になります。階段作業と分解搬出で対応できる範囲かどうかは、経路の写真があれば判断できます。集合住宅でエレベーターの使用に予約や養生の申請が必要な場合は、お客様から管理組合・管理会社へ直接ご確認・お手続きをお願いしております。

買い替えと同時に処分する場合

介護用から一般のベッドへ、あるいは逆への買い替えに合わせて処分するケースもあります。このときは順番が大事です。

  1. 新しいベッドの納品日を決める
  2. 古いほうの搬出を、納品の前に入れる
  3. 同じ日にする場合は、搬出を午前、納品を午後にする

部屋にスペースがない状態で新しいベッドが届くと、組み立てる場所がありません。先に出してから入れる、という順番を守ってください。

他にも処分するものがある場合は、まとめて依頼したほうが割安になります。1部屋分で20,000〜40,000円、軽トラック1台以上で40,000〜80,000円が目安です。

重さと必要な人手の目安

電動ベッドが通常のベッドと違うのは、駆動部という重い部品が中に入っている点です。見た目の大きさから想像する重さと、実際に持ったときの重さが合いません。

部分 扱いやすさ 必要な人手
マットレス 重くはないが大きい 一人でも動かせるが、曲がり角は二人
サイドレール 軽い 一人
ヘッド・フットボード 板状で持ちにくい 一人から二人
床板 分割されていれば扱える 二人
フレームと駆動部 いちばん重い 二人以上。一人で持ち上げない

参考として、同じく重い家電で比べると、300L台の冷蔵庫が60〜70kg、ドラム式洗濯機が70〜80kgです。電動ベッドの駆動部まわりはこれに近い感覚になります。階段を使う搬出では、持つ人の位置と踊り場での向きの変え方が決まっていないと、途中で止まって支えきれません。

無理をして腰を痛める、床や壁を傷める、という事故が実際に多い家具です。人手が足りないと感じたら、分解から搬出まで任せてしまったほうが結果的に安く済みます。

処分の前に確認しておきたいこと

手配に入る前に、次の点を押さえておくと手戻りがありません。

  • 付属品がそろっているか……リモコン、電源コード、サイドレール。買い替えで引き取りを頼む場合に見られることがある
  • まだ使える状態か……動作するものは、譲り先が見つかることがある。ただし介護用の機器は譲渡先が限られる
  • マットレスを分けるか……本体とマットレスで処分の区分が違う自治体がある
  • 搬出の日に在宅できるか……分解の途中で判断が必要になる場面があるため、どなたかの立ち会いが必要
  • 他に出すものがないか……同じ部屋の家具や寝具をまとめると、1点ずつ頼むより割安になる

量や経路の判断は写真があれば足ります。ベッド全体、駆動部のあたり、部屋の出入口、玄関までの通り道を公式LINEに送っていただければ、訪問せずに概算と作業の見通しをお伝えできます。

よくある質問

借りている電動ベッドを処分してもらえますか

できません。所有者が貸与事業者のため、ケアマネジャーか事業者にご連絡いただき、返却の手続きをお願いします。

粗大ごみとして出せますか

自治体によって扱いが異なります。電動の機構が付くため、通常のベッドと区分が違う場合がありますので、お住まいの区の基準をご確認ください。

分解できないのですが依頼できますか

できます。その場で分解してから運び出しますので、事前に分解していただく必要はありません。

マットレスだけ処分したいです

可能です。マットレスは単体でも大きさがあるため、搬出経路を写真でご確認いただけると確実です。

費用はどうやって確認しますか

ベッドと搬出経路の写真を公式LINEに送っていただければ、訪問せずに概算をお伝えできます。


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