東京引越し回収便

搬入の指示はどう出す?間取り図に置き場所を書いて当日に迷わない方法【東京】

引越し当日に時間がかかるのは、運ぶ作業そのものではありません。「これはどこに置きますか」と聞かれて考える時間です。1点で10秒でも、50点あれば10分近くになります。大きい家具なら、置いてから動かすことになります。

これを防ぐ方法は1つで、先に決めて、紙に書いて渡すことです。この記事では、間取り図に何を書くか、箱にどう書くか、どの順番で入れるかを整理します。

結論|この記事の要点

  • 間取り図に家具の置き場所を書いて渡す。口で言うより確実で、聞かれる回数が減る
  • 部屋に番号を振る。「奥の部屋」では伝わらない。1・2・3と決める
  • 箱には部屋番号と中身を書く。側面の2面以上に。上面だけだと積んだとき見えない
  • 先に入れるのは大きい家具。箱が先に入ると家具を置く場所が埋まる
  • 家具の向きも書く。扉の開く向きを間違えると後から動かせない
  • 決めるのは引越しの3日前まで。当日の朝に考えると間に合わない

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部屋に番号を振る

最初にやるのがこれです。新居の部屋に1・2・3と番号を付けます。

「奥の部屋」「右の部屋」は伝わりません。入ってくる向きで右と左が変わるからです。「寝室」も、まだ家具が入っていない部屋では分かりません。

番号の付け方は、玄関から近い順にすると迷いません。玄関を1、台所を2、奥の部屋を3という形です。

そして部屋の入口に紙を貼ります。「1」と書いた紙をドアの横に貼るだけです。これで、運ぶ人が箱の表示を見て、そのまま入れられます。聞かれる回数が大きく減ります。

間取り図に書く5つ

  1. 部屋の番号。各部屋に1・2・3
  2. 大きい家具の位置。四角を描いて名前を書く。冷蔵庫、洗濯機、ベッド、箪笥、机、本棚
  3. 扉と引き出しの開く向き。矢印で。冷蔵庫と箪笥はこれを間違えると使えません
  4. 箱を置く場所。部屋ごとに「この壁際に積む」と決める。通路をふさがない位置に
  5. 何も置かない場所。通路になる部分に斜線を引く。ここが埋まると後の荷物が入らない

間取り図は不動産会社からもらった紙でも、自分で手書きでも構いません。正確さより、見てすぐ分かることが大事です。

とくに5は効きます。玄関から各部屋までの通路に箱が積まれると、後から運ぶ家具が入らなくなります。先に斜線を引いておくと、そこは空いたままになります。

扉の向きを間違えると動かせない

置いてから直せないのが、扉と引き出しの向きです。

冷蔵庫は、扉の開く向きと、壁との隙間を見ます。壁側に開く向きで置くと、扉が全部開きません。そして放熱のための隙間が必要です。両側と上を数cm空けてください。

箪笥と食器棚は、引き出しを引く向きに人が立てるかを見ます。壁から30cmしか離れていない場所に置くと、引き出しが開いても中が見えません。

洗濯機は受け皿の中に収まる向きで、排水のホースが出る側に余裕が必要です。

本棚は、倒れる向きを考えてください。寝る場所の頭の側に置くのは避けたほうがよいです。

これらは、置いた後では動かせません。中身が入ると重くなり、床に傷がつきます。間取り図の段階で決めてください。

箱への書き方

書くもの 書き方
部屋の番号 大きく。これがあれば運ぶ人が迷わない
中身 「食器」「衣類」「本」程度でよい。細かく書く必要はない
開ける順番 初日に開ける箱に「1」。これが効く
割れ物の表示 「割れ物」「上」を矢印で。下に積まれるのを防ぐ
書く場所 側面の2面以上。上面だけだと積んだとき見えない

書く場所が重要です。上面に書いても、積み上げたら見えません。側面に書いてください。できれば向かい合う2面に書くと、どちら向きに置いても読めます。

そして細かく書きすぎないこと。「コップ・皿・箸・ふきん」と書く時間を使うより、「食器 1」と書いて次の箱に進んだほうが全体は早く終わります。

入れる順番

運び込む順番には決まりがあります。大きいものからです。

理由は単純で、箱が先に入ると家具を置く場所が埋まるからです。箱をどかしてから家具を置くことになり、二度手間になります。

順番はこうです。冷蔵庫・洗濯機 → 大きい家具 → 小さい家具 → 箱。冷蔵庫と洗濯機を先にするのは、置き場所が決まっていて動かせないためです。

この順番は、運び出す側にも影響します。先に積んだものは後に降ります。新居で先に置きたい家具は、トラックの奥でなく手前側に積むことになります。これは作業する側で調整しますが、2か所から積む場合は順番が変わるので、先にお知らせください。

図面で入っても実際は置けない場所

間取り図に四角を描いて収まっていても、実際には置けないことがあります。図面に書かれていないものが邪魔をするためです。

いちばん多いのがコンセントとスイッチです。壁際に箪笥や本棚を置くと、コンセントがふさがれます。使えなくなってから気づくので、図面の段階で位置を書き込んでおいてください。

次に窓と戸の開く範囲です。窓の下に背の高い家具を置くと開けられません。室内の戸も、開く側に家具があるとぶつかります。

そして部屋の隅にある柱の出っ張りです。間取り図では四角い部屋に見えても、隅に柱が出ていることがあります。幅が10cm前後減るので、ぎりぎりの家具は入りません。

見落とされやすいのが天井に近い部分の出っ張りです。上のほうだけ壁が出ている場所があり、背の高い家具が入りません。高さは床から天井までではなく、置く場所の実際の高さを測ってください。

最後に床の暖房や換気の口です。この上に家具を置くとふさがります。内見のときに床と壁を一周見ておいてください。

当日の立ち会いの範囲

間取り図を渡しておけば、ずっと見ている必要はありません。立ち会っていただきたいのは3つの場面です。

開始のとき。間取り図を渡し、部屋の番号と、運ばないものがあればその確認をします。

大きい家具を置くとき。間取り図で決めた位置でよいか、実際に置く前に一度見てください。図面では入ると思っていたものが、実際にはコンセントをふさぐことがあります。

終わりのとき。全部入ったかの確認と、床や壁に傷がないかを見ます。

この3回以外は、別のことをしていただいて構いません。間取り図があると、この3回で足りるようになります。

決めるのは3日前まで

間取り図を書くのは、引越しの3日前までにしてください。理由は2つあります。

ひとつは測り直しが必要になることがあるからです。図面に家具を置いてみると、入らないことが分かる場合があります。そのとき、運ばない判断に変えるには時間が必要です。当日に分かると、家具を外に出したまま考えることになります。

もうひとつは箱に書く番号が決まらないからです。部屋の番号が決まっていないと、箱に部屋番号を書けません。荷造りと同時に進めるには、先に図面がある必要があります。

所要は30分から1時間です。間取り図に四角を描いて名前と矢印を書くだけなので、きれいに書く必要はありません。

よくあるご質問

間取り図が手元にありません。

手書きで構いません。部屋の形と入口の位置が分かれば十分です。正確さより、見てすぐ分かることが大事です。

家具が入るか分かりません。

搬入経路は本体の幅+左右各5〜10cmが必要です。玄関、廊下の曲がり角、部屋の入口、置く場所の4か所を測ってください。寸法をお知らせいただければ判断できます。

置いてから動かしてもらえますか?

作業の間であれば動かせます。ただし中身を入れた後では床に傷がつくことがあるので、置く前に一度確認していただくほうが確実です。

当日ずっと家にいる必要がありますか?

開始、大きい家具を置くとき、終わりの3回立ち会っていただければ十分です。間取り図を渡しておくと、この3回で足ります。

入らなかった家具を引き取ってもらえますか?

できます。同じ日に処分までまとめると運ぶ回数が減ります。家具の写真と寸法を公式LINEにお送りください。訪問してのお見積もりは行っておりません。

まとめ

当日に時間がかかるのは運ぶ作業ではなく、置き場所を聞かれて考える時間です。部屋に1・2・3と番号を振り、入口に紙を貼り、間取り図に家具の位置と扉の開く向きを書いて渡してください。

箱には部屋番号・中身・開ける順番を側面の2面以上に書きます。入れる順番は冷蔵庫・洗濯機 → 大きい家具 → 小さい家具 → 箱。通路になる場所には斜線を引いて、何も置かない場所を決めておきます。作業は30分から1時間で、3日前までに済ませてください。入らない家具が出たときは、同じ日に処分までまとめられます。


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