部屋の配置替えの進め方|動かす順番と仮置き場所の作り方【東京】
家具を1点だけ動かすのは難しくありません。難しいのは部屋全体の配置を入れ替えるときです。ベッドを動かすには先に机をどかす必要があり、机をどかすには本棚の前を空ける必要がある。この連鎖で詰まり、「部屋の真ん中に家具が集まったまま夜になった」という状態になります。
原因は体力ではなく段取りです。動かす順番と、一時的に物を置く場所を先に決めておけば、同じ作業量でも半分の時間で終わります。この記事では、配置替えを途中で止めないための手順を、紙に図を描く段階から順に整理します。
結論|この記事の要点
- 図を描いてから動かす。頭の中だけで進めると、動かした先に別の家具がある状態になる
- 最初に仮置き場所を1か所つくる。空いた床がないと家具は動かせない
- 順番は小物→軽い家具→重い家具→最後に定位置へ。重いものを先に動かすと二度手間になる
- 通路は60cm前後を確保する。入ることだけを優先すると生活しづらい部屋になる
- 所要時間の目安は6畳1部屋で2〜4時間。掃除と不用品の仕分けを含めると半日
- 床の上を滑らせるだけならスライダーと厚手の毛布で1人でも動かせる
- 重量物や階をまたぐ移動はご相談ください。見積もりは公式LINEに家具と部屋の写真を送るだけです
📷 写真を送るだけ!無料お見積もり
現地見積もりは不要です。お部屋やお荷物の写真を公式LINEで送るだけ。
引越し+不用品回収をまとめて概算いたします。
相談だけでもOK / しつこい営業はいたしません
手順①|紙に図を描く
配置替えで失敗する人は、たいてい図を描いていません。部屋の寸法と家具の寸法を同じ縮尺で紙に落とすだけで、置けるか置けないかが動かす前に分かります。
描くのは次の要素です。方眼紙に1マス10cmで描くと計算が要りません。
- 部屋の四隅と壁の長さ。
- 窓とドアの位置、ドアの開く向き。開いた扉が通る範囲は家具を置けません。
- コンセントとテレビ端子、照明のスイッチの位置。
- エアコンの位置と風の向き。
- 各家具の幅と奥行を、同じ縮尺の長方形で切り抜く。
切り抜いた長方形を紙の上で動かせば、何通りも試せます。実物を動かして試すのに比べて、かかる時間が100分の1です。ここで「このラックは置き場所がない」と分かることも多く、不要な家具の判断も同時に進みます。
手順②|仮置き場所を1か所つくる
家具は、空いた床がないと動かせません。配置替えが詰まる最大の理由は、逃がす先がないことです。
そこで最初にやるのは、部屋の一角を完全に空けることです。1畳分(約90cm×180cm)あれば、ほとんどの家具を一時的に逃がせます。別の部屋や廊下を使えるならそのほうが楽ですが、共同住宅の共用廊下に物を置くのは避けてください。
| 仮置き場所 | 向き・不向き |
|---|---|
| 同じ部屋の一角 | 移動距離が短く安全。ただし作業できる床が狭くなる |
| 隣の部屋 | いちばん楽。ドアを通る家具だけを逃がせる |
| 押し入れ・クローゼットの前 | 不向き。あとで中身を出すときにまた動かすことになる |
| 玄関・廊下 | 短時間なら可。通り道をふさぐと作業も生活も止まる |
| ベランダ | 不向き。雨と砂で家具が傷む。避難経路をふさぐことにもなる |
手順③|動かす順番を決める
順番の原則は、軽いものから重いものへ、そして重いものは一度で定位置へです。重い家具を先に仮置きすると、もう一度持ち上げることになります。
- 小物とラグ…床に出ているものをすべて片付けます。ここを飛ばすと、家具を動かす足元で物を踏みます。
- 引き出しと棚の中身…タンスや本棚は、中身が入ったままだと重量が倍以上になります。箱か袋に移します。
- 軽い家具…椅子、サイドテーブル、カラーボックス。仮置き場所へ逃がします。
- 中くらいの家具…机、テレビボード、ラック。新しい配置が決まっている場所へ直接置きます。
- 重い家具…ベッド、タンス、ソファ、食器棚。定位置へ一度で運びます。
- 仮置きしたものを戻す…最後に軽いものを配置して完成です。
重い家具を動かす前に、その置き場所の床を掃除しておくのを忘れないでください。据えたあとでは拭けません。
通路は60cm前後|入ることと暮らせることは違う
図の上では収まったのに、暮らし始めたら窮屈。これは通路を計算に入れなかったときに起こります。
人が普通に通るために必要な幅は60cm前後です。体をひねらずに歩けるのがこの幅で、ここを下回ると毎回どこかに体が当たります。さらに次の場所は余裕が必要です。
| 場所 | 必要な幅の目安 |
|---|---|
| 人が通るだけの通路 | 60cm前後 |
| 人がすれ違う通路 | 90cm以上 |
| 引き出しや扉の前 | 引き出しの奥行+立つ分。60〜80cm |
| ベッドの乗り降り側 | 50cm以上。壁に寄せるなら片側だけでもよい |
| 椅子を引いて座る後ろ | 75cm前後 |
図を描く段階で、通路の部分を色を変えて塗っておくと、家具を動かしても通路がつぶれません。
床を傷めずに動かす
配置替えで最も多い後悔は、フローリングの引きずり傷です。賃貸なら退去時の補修対象になります。
持ち上げられないものを動かすときは、家具の脚や底に滑らせるための補助具(スライダー)か、厚手の毛布を敷くのが原則です。毛布は毛足のある面を床に向けると滑りがよくなります。カーペットの上なら、硬い板を敷くほうが動きます。
タンスや食器棚のような箱物は、片側を少し持ち上げて滑り込ませます。1人で持ち上がらない場合は、てこの原理で端を浮かせ、隙間に差し込みます。引きずるのは最後の手段で、どうしても必要なら進行方向に向けて毛布を継ぎ足しながら進めます。
所要時間の目安と、1人でできる範囲
| 作業内容 | 目安の時間 |
|---|---|
| 家具1点の向きを変える | 10〜20分(中身を出す時間を含む) |
| 6畳1部屋の配置替え | 2〜4時間 |
| 配置替え+掃除+不用品の仕分け | 半日(5〜6時間) |
| 2部屋をまたぐ入れ替え | 1日 |
1人で無理なく進められるのは、床の上を滑らせるだけで動く家具までです。持ち上げないと越えられない段差がある、階段を使う、分解しないと通らない、冷蔵庫や洗濯機を動かす。このいずれかに当たる場合は、2人以上で行うか依頼を検討してください。無理をして腰を痛めると、その後の片付けが全部止まります。
配置替えで出た不用品をその日に片付ける
配置替えをすると、必ず「置き場所がない家具」が出てきます。部屋の隅に寄せたまま数か月置くことになりがちなので、動かす日に処分まで決めてしまうのが確実です。
費用の目安は、家具1〜2点程度の少量で8,000〜15,000円、1部屋分をまとめて20,000〜40,000円、軽トラック1台以上で40,000〜80,000円です。自治体の粗大ごみは椅子・小型家具が300〜500円、ベッド・ソファが1,000〜2,000円と安いものの、申し込みから収集までに2週間〜1か月かかり、指定日の朝までに自分で集積所へ出す必要があります。
急がないなら自治体、配置替えの日に片付けたいなら業者、という使い分けが現実的です。
よくある質問
Q. 配置替えだけを頼めますか。
A. 可能です。部屋の中で家具を動かすだけのご依頼にも対応しています。作業人数と作業時間で費用が決まるため、部屋と家具の写真をお送りください。
Q. 掃除のあいだだけ家具をどかして、また戻してもらえますか。
A. 同じ日のうちに「どかす→戻す」を行う場合も対応できます。作業時間に合わせたお見積もりになります。
Q. 図を描くのが苦手です。何から決めればよいですか。
A. いちばん大きい家具の置き場所を先に決めてください。ベッドやソファの位置が決まれば、残りの家具が入る場所は自然に絞られます。
Q. 動かした家具の跡が床にへこみとして残っています。
A. カーペットやフローリングのへこみは、時間をかけて戻ることがあります。家具の脚の下に敷き板やフェルトを入れておくと、次からは防げます。
Q. 当日までに何を用意しておけばよいですか。
A. 新しい配置を決めておくこと、引き出しと棚の中身を出しておくこと、通り道の小物をどかしておくことの3点です。これだけで作業時間が短くなります。
まとめ
部屋の配置替えは、図を描く、仮置き場所をつくる、動かす順番を決める、の3段階で組み立てます。順番は小物→軽い家具→中くらいの家具→重い家具で、重いものは仮置きせずに一度で定位置へ運びます。
通路は60cm前後を確保してください。入ることだけを優先すると、毎日どこかに体が当たる部屋になります。床の上を滑らせるだけならスライダーと厚手の毛布で1人でも動かせますが、段差を越える・階段を使う・分解が必要・冷蔵庫や洗濯機を動かす場合は、2人以上か依頼が安全です。
重量物の移動や、配置替えで出た家具の処分までまとめてお引き受けできます。部屋と家具の写真を公式LINEにお送りいただければ、作業の見通しと費用をお伝えします。
あわせて読みたい|家具の運び方・配置・処分のまとめ
関連記事
📷 写真を送るだけ!無料お見積もり
現地見積もりは不要です。お部屋やお荷物の写真を公式LINEで送るだけ。
引越し+不用品回収をまとめて概算いたします。
相談だけでもOK / しつこい営業はいたしません