ペット・植物・水槽は引越しでどう運ぶ?荷物として積めないものの手配【東京】
引越しの荷物として積めないものの代表が、生き物と植物です。揺れと温度の変化に弱く、箱に入れて車に積むことができません。水槽も、水を張ったままでは運べません。
つまりこれらは、引越しとは別に手配することになります。この記事では、自分で運ぶときの準備、当日どこに置いておくか、水槽の扱い、持っていかない鉢と土の処分を順に整理します。
結論|この記事の要点
- 生き物と植物は引越しの荷物として積めない。自分の車か専門の業者で運ぶ
- 当日は別の部屋か外に預ける。戸が開いたままになるので出ていく危険がある
- 水槽は水を抜けば本体を運べる。中の生き物は別に移動させる
- 大きい鉢は重く、土がこぼれる。持っていくか決めてから運び方を考える
- 土は多くの自治体で回収していない。鉢と分けて扱う必要がある
- 持っていかない鉢や土があれば、量が分かる写真を公式LINEにお送りください
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なぜ荷物として積めないのか
理由は3つあります。
ひとつは温度です。トラックの荷台には空調がありません。夏場は内部が50度を超えることがあり、冬は外の気温と同じです。短い距離でも危険です。
ふたつめは揺れです。荷台は人が乗る場所より揺れます。生き物にとっては強い負担になり、水槽の水は波立ってこぼれます。
みっつめは積み方です。荷物は隙間なく積みます。生き物が入ったものを積むと、周りを空けることになり、他の荷物が入りません。
そのため、生き物と植物は自分で運ぶか、専門に扱う業者に頼むことになります。
当日どこに置いておくか
運ぶ手配とは別に、作業の間どこに居てもらうかを決める必要があります。これが抜けやすい点です。
引越しの日は、玄関と部屋の戸が開いたままになります。人の出入りも多く、大きい音もします。生き物が外に出ていく、驚いて隠れて見つからなくなるということが実際に起きます。
対処は3つあります。
作業しない部屋に入れて、戸を閉めて紙を貼る。「この部屋は開けないでください」と書いておけば、作業する側も開けません。ただし荷物を全部出す場合は使えません。
外に預ける。預かってもらえる先があるなら、前日から当日の夜まで預けるのがいちばん安全です。
自分の車に乗せておく。夏場は車内の温度が上がるので、人が一緒にいる場合だけにしてください。
新居側でも同じです。荷物を入れている間は、落ち着ける場所を1つ決めてから入れてください。
自分の車で運ぶときの準備
- 入れるものに慣らしておく。当日に初めて入れると強い負担になります。数日前から出し入れして慣らします
- 当日の食事は控えめにする。移動の前に多く食べると、車の中で戻すことがあります
- 水は少量ずつ。こぼれるので、容器に入れたままにしない。休憩のときに与えます
- 車内の温度を一定に。日が当たる側を避け、布で覆って直射を防ぎます
- かかりつけの先を調べておく。新居の近くで診てもらえる場所を先に把握しておきます
そして新居に着いたら、最初に落ち着ける場所を作ってください。荷物を全部入れてからではなく、先に1部屋を決めて、そこに入れておきます。
環境が変わると数日は落ち着きません。いつも使っている布や敷物を一緒に持っていくと、においが残っているので安心します。これは洗わずに持っていってください。
植物の運び方
植物は生き物より扱いやすいですが、鉢の大きさで変わります。
小さい鉢は箱に入れて自分の車で運べます。鉢が倒れないように、箱の中で紙で固定してください。土がこぼれるので、土の表面に紙を敷くか、袋をかぶせて輪ゴムで留めます。
大きい鉢は重く、一人では動かせません。土が入った直径40cmの鉢は20kgを超えます。このサイズになると、運ぶか置いていくかの判断が必要です。
そして水をやるのは引越しの2〜3日前までにしてください。直前にやると土が重くなり、水がこぼれます。
長い距離を運ぶ場合、暗い場所に数日置かれると弱ります。箱に入れて車に積むなら、できるだけ短い時間にしてください。
水槽の扱い
水槽は、水を抜けば本体を荷物として運べます。中の生き物は別に移動させてください。
手順はこうです。
まず生き物を別の容器に移します。今の水槽の水を使ってください。新しい水に入れると負担になります。
次に水を抜きます。全部ではなく、底の砂や石を湿らせる程度の水を残すと、中にいる細かい生き物が生き残ります。
そして砂と石、器具を取り出して別に包みます。入れたまま運ぶと、揺れでガラスの内側に当たって割れます。
最後に空の水槽を板で挟んで包み、立てずに運びます。水槽は底に力がかかる形なので、底面を下にして運びます。
水を張ったままは運べません。60cmの水槽で水は約60kgになり、揺れでガラスの継ぎ目が外れます。
新居で落ち着くまでの数日
運び終わってからも、数日は普段どおりになりません。ここで慌てないことが大事です。
生き物は、隠れて出てこない日が数日続くことがあります。これは珍しくありません。無理に出そうとせず、水と食事を置いて放っておくほうが早く落ち着きます。
そして戸と窓の管理に気をつけてください。荷ほどきで出入りが増える時期で、知らない場所なので外に出るとまず戻れません。網戸の破れや、隙間の有無を先に見ておいてください。
植物は、運んだ直後に葉が落ちることがあります。環境が変わったことによるもので、枯れたとは限りません。日が当たる場所に置き、水のやり方を変えずに様子を見てください。
水槽は、元の水をできるだけ使って戻すのが基本です。全部新しい水にすると中の環境が変わります。器具を動かして水を回し、数日かけて落ち着かせてください。
この数日のために、生き物と植物に関わるものは最後に積んで最初に降ろす段取りにしておくと楽になります。
持っていかない鉢と土
| もの | 出し方 |
|---|---|
| プラスチックの鉢 | 土を出せば不燃ごみか粗大ごみ。大きさで分かれる |
| 陶器の鉢 | 不燃ごみ。大きいものは粗大ごみ |
| 土 | 多くの自治体で回収していない。販売店か専門の業者へ |
| 石・砂 | 土と同じ扱い。自治体の収集に出せないことが多い |
| 水槽 | ガラスは不燃ごみか粗大ごみ。割らずに出す |
| 植物そのもの | 枝や葉は可燃ごみ。大きい木は切って袋に入れる |
いちばん困るのが土です。多くの自治体でごみとして回収していません。理由は、土は自然物でごみの処理の対象にならないという考え方です。
出し先は、園芸の販売店で引き取っているところ、土を扱う専門の業者です。45Lの袋に入れた土は約15kgになるので、量があると運ぶのも大変です。
なお当社では庭木の伐採・剪定は行っておりません。鉢と土、切った後の枝葉の引き取りまでが範囲です。
よくあるご質問
生き物を荷物と一緒に運んでもらえますか?
できません。荷台には空調が無く、揺れも強いためです。自分の車で運ぶか、生き物を扱う専門の業者にご依頼ください。
作業の間、どこに居てもらえばいいですか?
作業しない部屋に入れて戸を閉め、「開けないでください」と紙を貼るのが確実です。荷物を全部出す場合は、外に預けるのが安全です。
水槽は空にすれば運べますか?
運べます。砂と石、器具は取り出して別に包んでください。入れたままだと揺れで内側に当たって割れます。
大きい植木鉢を持っていきません。
鉢は引き取れます。土は多くの自治体で回収していないため、鉢と分けて扱う必要があります。量が分かる写真をお送りください。
庭の木を切ってもらえますか?
当社では庭木の伐採・剪定は行っておりません。切った後の枝葉と鉢の引き取りは対応しております。
まとめ
生き物と植物は引越しの荷物として積めません。荷台に空調が無く、揺れも強いためです。自分の車で運ぶか、専門の業者に頼むことになります。
運ぶ手配と別に、作業の間どこに居てもらうかを決めてください。戸が開いたままになるので、外に出ていく危険があります。水槽は水を抜けば本体を運べますが、砂と石と器具は取り出してください。持っていかない鉢は引き取れますが、土は多くの自治体で回収していないので別に扱う必要があります。量が分かる写真を公式LINEにお送りください。
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