回収日までにやっておくこと|搬出経路・駐車の場所・分けておくもの【東京】
回収の日が決まったあと、何もせずに当日を迎えると、作業が始まってから手が止まります。通路に物が置かれている、運ぶものと残すものが混ざっている、車を停める場所が決まっていない。この3つで時間がかかります。
逆に言えば、前日までに30分かけて準備しておけば、当日は運び出すだけになります。この記事では、回収日までにやっておくこと、当日の立ち会いの範囲、作業前に伝えておいたほうがよい条件を順に整理します。
結論|この記事の要点
- 運ぶものと残すものを分けるのがいちばん大事。混ざっていると1点ずつ確認が必要になる
- 残すものには紙を貼るか、別の部屋に移す。口頭だけだと伝わらない
- 玄関から車までの通路を空ける。靴、傘立て、自転車、台車の邪魔になるもの
- 車を停める場所を決めておく。来客用の駐車場があるか、建物の前に停められるか
- 家具の中身は出しておく。入ったままだと重量が増え、経路によっては運べない
- エレベーターの使用予約や管理組合への届け出はお客様から直接お手続きをお願いしております
- 準備の範囲が分からないときは、先に写真をお送りいただければ具体的にお伝えします
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いちばん大事なのは「運ぶものを分ける」
当日に時間がかかる最大の原因がこれです。運ぶものと残すものが混ざっている状態だと、1点ずつ「これは運びますか」と確認することになります。点数が多いと、この確認だけで30分以上かかります。
分け方は3通りあります。状況に合うものを選んでください。
- 部屋を分ける。いちばん確実です。運ぶものを1部屋に集め、残すものを別の部屋へ移します
- 紙を貼る。残すものに「のこす」と書いた紙を貼ります。付箋では剥がれるので、テープで留めてください
- 線を引く。床にテープで区切り、片側に運ぶものを置きます。狭い部屋で部屋を分けられない場合に使えます
口頭で「あれは残して」と伝えるだけでは、作業中に伝わらないことがあります。目で見て分かる形にしておくのが確実です。
通路を空ける
部屋から車までの間に物があると、運ぶたびに避けることになります。1点なら数秒ですが、20点あれば積み上がります。
| 場所 | どけておくもの |
|---|---|
| 玄関 | 靴、傘立て、宅配の箱、三輪車。たたきを空にする |
| 廊下 | 積んだ荷物、掃除機、物干し。通る幅を確保する |
| 共用廊下 | 置いてある自転車、植木鉢、宅配の受け箱 |
| 階段 | 段に置いたもの、手すりに掛けたもの |
| 建物の前 | 自転車、ごみの集積の邪魔にならない位置の確認 |
| 部屋の中 | 運ぶ家具のまわり50cmを空ける。持ち上げるときに足を置く場所が必要 |
とくに見落とされるのが運ぶ家具のまわりです。家具が壁とぴったり接していると、手を入れる隙間がありません。前日に10cmでも引き出しておくと、当日の作業が速くなります。
車を停める場所を決める
搬出より、車を停める場所で時間を取られることがあります。先に確認しておいてください。
- 来客用の駐車場があるか。ある場合、使用の申し込みが必要か確認します
- 建物の前に停められるか。道路の幅、停めてよい時間、通行の妨げにならないか
- 玄関から車までの距離。地下駐車場から長い通路を通る場合、1点あたりの時間が増えます
- 途中に段差があるか。台車が使えないと手で運ぶことになります
- 高さの制限があるか。地下や立体の駐車場は、入口の高さで入れない車種があります
5の高さの制限は見落としやすい点です。地下駐車場の入口に高さの制限がある場合、トラックが入れません。その場合は建物の前に停めて運ぶ形になるので、停められる場所を先に確認しておく必要があります。
家具の中身は出しておく
箪笥や食器棚は、中身が入ったままでも引き取れます。ただし次の点が変わります。
ひとつは重量です。衣類が詰まった箪笥は、空の状態の2倍以上の重さになります。階段で下ろす場合、重量によって作業できるかどうかが変わります。
もうひとつは中身が落ちることです。引き出しは運ぶときに動くので、傾けた拍子に中身が出ます。テープで留めてもよいですが、出しておくほうが確実です。
そして大事なものが混ざっている危険があります。箪笥の引き出しの奥に通帳や書類、現金が入っていることが実際にあります。処分したあとでは戻せません。引き出しは1段ずつ全部開けて確認してください。
食器棚の場合は、中身を出さないと運べないことがあります。ガラス戸が割れる危険があるためです。食器は箱に移すか、別に分けておいてください。
建物の取り決めを先に確認する
集合住宅では、荷物の搬出について取り決めがあることが多いです。これは当日に判明すると作業できなくなります。
| 確認する内容 | 影響 |
|---|---|
| 搬出できる時間帯・曜日 | 平日のみ、午前のみといった制限がある建物がある |
| エレベーターの使用予約 | 予約が必要な建物では、取れないと日にちを変えることになる |
| 管理組合・管理会社への届け出 | 数日前までに出す必要がある建物がある |
| 養生の資材の指定 | 指定のものを使う決まりがある場合、事前に知らせる |
| 共用部に荷物を置けるか | 置けない場合、部屋から車まで一気に運ぶ段取りにする |
| 作業中の騒音の制限 | 分解作業の時間帯が限られることがある |
これらの確認とお手続きは、お客様から管理会社・管理組合へ直接お願いしております。当社で代わりに申請することはしておりません。確認が取れていれば、こちらは決められた条件に合わせて作業を組みます。
当日の立ち会いについて
作業中は、原則としてお客様が立ち会う形でお願いしています。理由は2つあります。
ひとつは運ぶものの確認です。分けておいていただいても、判断に迷うものが出ることがあります。その場で確認できると作業が止まりません。
もうひとつは部屋の施錠です。作業が終わったあと、部屋を閉める方が必要になります。
立ち会っていただく間、ずっと見ている必要はありません。作業の開始と、運ぶものの確認、終わりの確認の3回立ち会っていただければ十分です。その間は別の作業をしていただいて構いません。
前日までの準備を30分でやる手順
- 5分。運ぶものを1か所に集めるか、残すものに紙を貼る
- 10分。箪笥・棚の引き出しを1段ずつ開けて中身を確認する
- 5分。玄関と廊下を空ける。靴と傘立てをどける
- 5分。運ぶ家具を壁から10cm引き出す
- 5分。駐車する場所を見て、停められる位置と距離を確認する
この30分で、当日の作業時間が目に見えて短くなります。点数が多いほど効果が大きい準備です。
よくあるご質問
中身を出す時間がありません。そのままでも引き取れますか?
引き取れます。ただし重量が増えるため、階段での搬出では条件が変わることがあります。引き出しの中に大事なものが残っていないかだけは、必ず確認してください。
作業中はずっと家にいる必要がありますか?
開始、運ぶものの確認、終わりの確認の3回立ち会っていただければ十分です。その間は別のことをしていただいて構いません。
駐車場が無い建物です。
建物の前に短時間停めて積み込む形になります。停められる位置と、玄関からの距離をお知らせください。写真があると段取りが組みやすくなります。
管理組合への届け出を代わりに出してもらえますか?
できません。届け出や使用予約はお客様から直接お手続きをお願いしております。必要な作業の内容や時間はお伝えできます。
準備の範囲が分かりません。
部屋と玄関、建物の前が写った写真を公式LINEにお送りください。何を空けておけばよいか、具体的にお伝えします。訪問してのお見積もりは行っておりません。
まとめ
当日の作業時間は、前日までの準備で決まります。運ぶものと残すものを分ける、通路を空ける、駐車する場所を決める。この3つで大半が片付きます。所要は30分前後です。
家具の中身は出しておくと重量が減り、引き出しの奥に残った大事なものを見落としません。集合住宅の取り決めはお客様から管理会社へご確認をお願いしておりますが、確認が取れていればこちらで条件に合わせて作業を組みます。準備の範囲が分からないときは、写真を公式LINEにお送りください。
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